常伝導
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概要
超伝導は極低温でしか現れない現象であり、その超伝導物質によって固有の臨界温度(転移温度)と呼ばれる超伝導現象を起こし始める温度が決まっている。そのため、転移温度まで冷却すれば超伝導現象を起こす超伝導体となるが、まだ冷却をしていないので電気抵抗を生じる金属(あるいは化合物)である状態のことを常伝導と呼ぶことが多い。
超伝導体にとって温度が重要であるが、臨界電流(超伝導を保てる流せる電流の限界の値)、臨界磁場(超伝導を保てる外部からの磁場の限界の値)などによっても現象は消失してしまう。臨界電流、臨界磁場を超える電流、磁場によって超伝導だったが電気抵抗がある普通の導体になったときも常伝導と呼ばれる。物質内に超伝導体にならない不純物などが多い第二種超伝導体では超伝導相と常伝導相が混合している。