常平通宝

From Wikipedia, the free encyclopedia

ハングル 상평통보
漢字 常平通寶
発音 サンピョントンボ
日本語読み: じょうへいつうほう
常平通宝
各種表記
ハングル 상평통보
漢字 常平通寶
発音 サンピョントンボ
日本語読み: じょうへいつうほう
RR式 sanpyeongtongbo
MR式 sangp'yŏngt'ongbo
テンプレートを表示
常平通宝(表面)
常平通宝(裏面)

常平通宝常平通寶、じょうへいつうほう)は、李氏朝鮮で鋳造・流通した銅銭

朝鮮半島における貨幣の使用は、高麗時代の996年に鉄製の𠃵元重宝(唐の貨幣と同じ銭銘を使用、裏には「東國」の文字あり)を発行したのが始まりである。その後、998年に唐の開元通宝を鋳写したもの(アンチモニーを多く含む独特の銅質で高麗開元と通称される)が発行され、1102年に海東重宝、海東通宝、東国重宝、東国通宝、三韓重宝、三韓通宝の6種類の銅銭が発行されたが、いずれも発行枚数が少なく、貴族によって使用された程度で、市場ではあまり流通しなかった。また李氏朝鮮李成桂(太祖)世宗の代に「朝鮮通宝」など独自の銅銭を鋳造する動きがあったが、流通は思わしくなく、宋銭明銭などの中国銭が伝統的に使用されていた。民間では布貨や米穀類などの物品貨幣が使用されていた。

1678年以降、粛宗によって常平通宝が恒常的に発行され、唯一の法定通貨として全土に普及した。正円方孔で常平通宝の4字を刻み、裏面には鋳造した官庁を示す文字が記されている。19世紀後半に至って当百銭、当五銭などの高額銭が作られたが、品質が悪く、インフレーションの一因ともなった。

1894年に鋳造発行事業が終了し、1905年以降、朝鮮統監府が設置されると、朝鮮独自の貨幣発行を禁ずる「朝鮮貨幣整理事業」によって漸次回収され、第一銀行韓国支店により、大日本帝国発行の貨幣に置き換わった。その際常平通宝10文が1銭と交換された。

種類

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI