かつて平戸の中心街を流れる鏡川には橋が架けられておらず、両岸を船で連絡していたが、1669年(寛文9年)に当時の平戸藩主松浦鎮信(天祥)により初めて木造の橋が架けられ、長年の不便が解消したことを祝って「幸橋」と命名された。
その後、1702年(元禄15年)に鎮信を継いだ松浦棟により同じ名前の現在の石橋に架け替えられた。この時、かつて平戸にあったオランダ商館の石造建築に携わった石工の豊前(とよさき)から伝授されてきた技法が用いられたと言われることから「オランダ橋」の別称が生まれた。
1978年(昭和53年)に重要文化財に指定された。1980年(昭和55年)より3年間にわたり修復が行われている。