広島電鉄5200形電車
広島電鉄の路面電車車両
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広島電鉄5200形電車(ひろしまでんてつ5200かたでんしゃ)とは、2019年に登場した広島電鉄の路面電車である。愛称 Green mover APEX(グリーンムーバーエイペックス)。2019年にグッドデザイン賞を受賞した[4]。
| 広島電鉄5200形電車 Green mover APEX | |
|---|---|
|
| |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 広島電鉄 |
| 製造所 |
近畿車輛 三菱重工エンジニアリング→三菱重工業(2023年4月以降) 東洋電機製造 |
| 製造年 | 2019年 - |
| 製造数 | 11編成 |
| 運用開始 | 2019年3月14日 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 5車体3台車連節固定編成 |
| 軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
| 電気方式 |
直流600 V (架空電車線方式) |
| 最高運転速度 | 60 km/h |
| 設計最高速度 | 80 km/h |
| 起動加速度 | 3.5 km/h/s |
| 減速度(常用) | 4.8 km/h/s |
| 減速度(非常) | 6.0 km/h/s |
| 自重 | 33.7 t(5車体) |
| 車両定員 | 151(着席58)人(5車体) |
| 全長 | 30,000 mm |
| 車体長 | 5,650 mm + 7,300 mm + 4,100 mm + 7,300 mm + 5,650 mm |
| 全幅 | 2,496 mm |
| 全高 | 3,645 mm(パンタグラフ折りたたみ) |
| 屋根高さ | 3,325 mm |
| 床面高さ |
360 mm 330 mm (入口部) |
| 車体 | 普通鋼 |
| 台車 |
積層ゴムウィングばね軸箱方式コイルばね台車 MKD001・MKT001 [1][2]・4輪独立台車 |
| 車輪径 | 600 mm |
| 固定軸距 | 1,800 mm |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機 東洋電機製造 TDK6490-C |
| 主電動機出力 | 100 kW×4基 |
| 駆動方式 | 直角カルダン駆動方式 |
| 歯車比 | 44:7 ≒ 6.29 |
| 制御方式 |
2レベルVVVFインバータ制御 (IGBT素子) |
| 制御装置 | 東洋電機製造 RG6019-B-M (1C2M制御) |
| 制動装置 |
回生・発電ブレーキ併用油圧ディスクブレーキ 電磁吸着ブレーキによる保安ブレーキ |
| 保安装置 | ATS、デッドマン装置 |
| 備考 | 出典:[3] |
|
2019年度 グッドデザイン賞受賞車両 | |
概要
車両概説
車体
5100形 (Green mover max) と同様の、全長30mの5車体連接車で、宮島口方から B、D、E、C、A 車となっている。
車内
インテリア・エクステリアともモノトーン基調にグリーンのアクセント[注釈 2]となるデザインが施された[3][6]。エクステリア面では角を斜めにカットしたグラフィックスによりスピード感を表現し、インテリアでは腰掛けの表布に広島の川の流れをモチーフにしたドットと曲線の図柄が施されている。
車掌を従来の2人から1人に削減し、車掌が減った分のスペースを座席としたため5100形より2名定員が増加した151人の乗車が可能である[7]。5000形、5100形と違い、連結部上部にあった1行分のLEDパネルが廃止され、各ドア上部にフルカラー液晶表示器が設置されている。また双方の運転台すぐ裏には5000形、5100形の運賃表とは違い、1000形同様デジタルサイネージ機能を持つ液晶モニターが設置されている。
- 車内(写真はPASPY、整理券機器設置時期のもの)
- 座席
- 運転台(写真はワンマン機器設置前のもの)
各車状況
特記がある場合を除き、2026年3月現在の状態を示す。
| 車号 | 竣工 | 営業運行開始日[8] | 所属 | 塗装 | ICカード全扉乗降
サービス対応日 |
備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5201 | 2019年1月 | 2019年3月14日 | 荒手車庫 | エイムグループ部分ラッピング | 2022年4月9日 | ワンマン化改造 |
| 5202 | 2019年2月 | 2019年3月25日 | 標準色 | 2022年3月22日 | ワンマン化改造 | |
| 5203 | 2020年2月 | 2020年3月21日 | アウディー部分ラッピング | 2022年3月26日 | ワンマン化改造 | |
| 5204 | 2020年3月25日 | マツダ「MAZDA MX-30」
部分広告ラッピング |
2022年4月16日 | ワンマン化改造 | ||
| 5205 | 2021年2月 | 2021年3月13日 | リブラボのマスク部分ラッピング | 2022年4月21日 | ワンマン化改造 | |
| 5206 | 2021年3月 | 2021年3月24日 | 下村時計店部分ラッピング | 2023年9月12日 | ワンマン化改造 | |
| 5207 | 2022年2月 | 2022年3月12日 | 千田車庫 | MOBIRYDAYS全面ラッピング | 2022年4月28日 | 5200形初の市内線で運用
ワンマン化改造 |
| 5208 | 2023年2月 | 2023年2月28日 | 下村時計店部分ラッピング | 2023年2月21日 | 初代全面ラッピング車両
ワンマン化改造 | |
| 5209 | 2024年2月 | 2024年3月28日 | 航空会社部分ラッピング | ワンマン化改造 | ||
| 5210 | 2025? | 2025年3月8日 | リブラボのマスク部分ラッピング | 製造時からワンマン化 | ||
| 5211 | 2025? | 2025年3月15日 | 荒手車庫 | クオーレグループ
全面ラッピング |
製造時からワンマン化 | |
| 5212 | 2026? | 2026年3月20日 | 荒手 | 標準色 | 製造時からワンマン化 |
- 5202号
運用
2019年2月1日、広島市中区江波にある江波車庫に搬入され、組み立てを行った後、宮島線・市内線で試運転が行われ、同年3月14日に5201号が広電宮島口駅で出発式を行い、2号線(広島駅 - 広電宮島口間)で営業運転を開始した[3]。2019年3月25日には5202号が投入され、同じく宮島線で運用を開始[9]。 2020年に入ると3月6日には5203号が、3月13日には5204号がそれぞれ江波車庫にそれぞれ搬入され、荒手車庫に移動の上試運転の後、同年3月26日から2編成共宮島線で運用を開始している。平日の朝ラッシュのみ、宮島口方面→広電本社前の運用及びその折り返しの3号線(広電本社前→広電西広島(己斐))に就くこともある。千田車庫配置の5207・5208・5209・5210号は、搬入後、宮島線や市内線で試運転を行った後、1号線を中心に朝ラッシュには5号線の運用に入ることもある。