怒りの要塞
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怒りの要塞
シリーズ1作目。1991年2月26日にゲームボーイ用ソフトとして発売。日本国外でのタイトルは『Fortified Zone』。2011年6月15日にはニンテンドー3DS向けにバーチャルコンソールで配信された[1]。
ゲーム内容
トップビュー型で、上下左右の4方向に移動、攻撃可能なアクションシューティングゲーム。FIELD、JUNGLE、CAVE、FORTRESSの4つのステージを進む。操作するキャラクターを切り替えながらステージ内を探索し、最奥部にいるボスを倒すとステージクリアとなる。
オートマッピングが搭載されており、一度通った事のある場所は自動的にマップに記載される。開かないドアは、敵を全滅させる、入手したカギを使うなどすると開き、先に進む事ができる。また、パスワードを使うことで任意のステージから始める事も可能。通信ケーブルを使うことで2人同時プレイをすることができるが、3DS版バーチャルコンソールでは2人同時プレイをする事はできなくなっている。
パワーアップアイテム、特殊武器、回復用の薬、カギなどが登場し、これらを使いながらステージを探索する。地形にはダメージを受ける床や落下地点、キャラクターを流すコンベアーなどが存在し、キャラクターごとの性能差を使い分ける必要がある。
ストーリー
敵陣の重要拠点に巨大要塞が完成、しかもその中で強力な秘密兵器が開発されているという。これを破壊するため、マサト・カンザキとミズキ・マキムラの2人の秘密工作員を要塞内に進入させ、内部から破壊するという作戦が立てられ、実行に移させた[2]。
プレイヤーキャラクター
プレイヤーキャラクターはステージ中、任意に切り替えることが可能。また、体力も個別に用意されており、キャラクターの体力が尽きると薬を入手するまで、そのキャラクターを使う事ができなくなる。両方のキャラクターの体力が尽きるとゲームオーバーとなる。
他機種版
| No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 怒りの要塞 | ニンテンドー3DS | K.K.DCE | ジャレコ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [1] | ||
| 2 | ゲームボーイ Nintendo Classics |
Nintendo Switch Nintendo Switch 2 |
任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | - | [3][4] | ||
スタッフ
- メイン・ディレクター:面谷知志
- サブ・ディレクター:EBIO KANA
- 音楽:HONEY TAWADA(多和田吏)
- デザイナー:AIZAWA BUGLIN、田山まみこ
- プログラマー:Junmind '90 市笹名ややや、ほんだもとこ、HAPPY BIRTHDAY JUN2、猪ヶ倉康雄
評価
| 評価 | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、合計23点となっている[6]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は18.54点(満30点)となっている[7]。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 2.97 | 3.17 | 3.00 | 3.33 | 3.15 | 2.92 | 18.54 |
怒りの要塞2
シリーズ2作目。1992年2月21日に発売。2012年1月11日にはニンテンドー3DS向けにバーチャルコンソールで配信された[8]。
日本国外では発売されていなかったタイトルだが、フランスのBroke Studioが本作の権利を持つシティコネクションを契約を結び、2025年6月3日に欧米向けに英語翻訳版を発売している[9][10]。
システムは基本的に前作と同じだが、様々な点が変更されている。
ゲーム内容
ストーリーは前作の作戦を成功させたMASATOとMIZUKIに、「敵が開発中の最終兵器を破壊せよ」という新たな任務が命じられた、というもの[11]。
システム面の変更点として、移動、攻撃方向が前作の上下左右の4方向から8方向に増えた。特殊武器と弾数の概念は廃止され、両キャラクターともセレクトボタンで武器を切り替えられるようになった。前作と異なり薬はストックできず、ステージをクリアすると体力が全回復する。前作と同じく2人同時プレイが可能だが、2人同時プレイではアイテムの受け渡しができなくなり、どちらか一方の体力が尽きるとゲームオーバーとなる。
使用できる武器は、マシンガン、3-WAY、グレネードの3種類である。アイテムとしては、特定の扉を開けるカギと、体力を全回復させる薬が登場する。地形には前作と同様にトゲ、穴、コンベアーなどが登場する。
ステージはLABORATORY、FACTORY、SHELTER、FORTRESSの4つがある。
プレイヤーキャラクター
前作と同様にプレイヤーキャラクターはMASATOとMIZUKIが登場し、ステージ中、任意に切り替えることが可能。外箱や説明書の2人のイラストのタッチは前作とは大きく異なっている。
- MASATO KANZAKI(マサト・カンザキ)
- 前作に引き続き登場。MIZUKIに比べ動きが遅くジャンプも出来ないが、体力が多く打たれ強い。
- MIZUKI MAKIMURA(ミズキ・マキムラ)
- MASATOと同じく前作から引き続き登場。MASATOに比べ動きが素早く、ジャンプすることも可能。また、前作と違いMASATO同様、様々な武器を扱えるが、MASATOよりも体力が低い。
スタッフ
- ゲーム・デザイン:I L♡VE SABUROKKUN、面谷知志、やまざきゆうすけ、MAP MUZUI?
- プログラム:HAPPY BIRTHDAY JUN2、D.S.C GOLD132 いがくらやすお(猪ヶ倉康雄)、YUTAKA・SCN・SAKASHITA(坂下豊)
- グラフィック:CATTY.N♡15、ROMANCING STORY OF CYNTHIA J.M LAN(松田信)、NEKOMATA CG AXZKEI、わたなべなおゆき
- サウンド:鈴木康行、KYOBAKA SANGOU
評価
| 評価 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、合計21点となっている[12]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は18.6点(満30点)となっている[13]。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.2 | 3.0 | 2.9 | 3.3 | 3.3 | 2.9 | 18.6 |
怒りの要塞 (SFC)
シリーズ3作目。1993年4月23日にスーパーファミコン向けに発売。日本国外でのタイトルは『Operation Logic Bomb』。なお、『怒りの要塞 (SFC)』というのは便宜上の名前で、正式な名称はGB版の第1作目と同じく『怒りの要塞』である。2012年10月30日からはプロジェクトEGGでも配信されている。
ゲーム内容
基本的な内容はGB版のシリーズと変わらないが、本作では新たにLもしくはRボタンを押すことで自機の向きを固定する事ができるようになっている。これにより、特定の方向を向いたまま自機を自由に動かすことが可能になった。また、GB版の第1作目にあった特殊武器(本作の説明書では特殊兵器という記述がなされている)が本作で復活した。一方でカギや薬といったアイテム、トゲや穴といった地形、パスワードは廃止された。
プレイヤーキャラクターはGB版のシリーズのMASATOとMIZUKIではなく、HIROという新しいキャラクターになっている。敵も人間ではなく、亜空間から来た亜空間生物となっている。プレイヤーキャラクターが1人となった事により、キャラクター切り替えと2人同時プレイは廃止された。ライフが尽きてゲームオーバーになっても、3回までコンティニューできる。
研究施設内には、空間転移装置、コンソール、転送機などの装置が登場する。これらを調べたり破壊したりすることで、マップ入手、回復、エリア移動などが可能となり、敵空間と化した世界を修復していく事がゲームの目的となっている[14][15]。
ストーリー
次元物理学の進歩によって確立された「物質転送」理論の実験には莫大な経費と広大な敷地が必要だったために、研究は国家単位で行われ、機密の漏洩を恐れるかの如く研究施設は岩山に隠れるように建設された。
しかし、研究が進み実用化も目前となったある日、施設から急に連絡が途絶えてしまう。国防軍は直ちに精鋭の調査部隊を派遣したが、"施設に到着した"という連絡を最後にその部隊は消息を絶ち、さらに上空の偵察機も謎の光点が広がっていく映像を最後に撃墜されてしまう。
事態を重く見た国防軍は会議の末、強化手術によって高度な戦闘能力と情報解析能力をもった国防軍最強の戦士"HIRO"を研究施設に派遣した[16]。
やがて、亜空間から来た生物が研究施設を乗っ取り、空間転移装置を施設職員に無理やり作らせていたことが判明する。空間転移装置を破壊していった"HIRO"は、ある手段を用いて敵空間である亜空間へと殴りこんだ。
プレイヤーキャラクター
- HIRO
- 本作の主人公。"HIRO"という名前はコードネームである。もともと優秀な兵士であったが、強化手術を受けた事によって、人間の限界を遥かに超えた能力を持つ戦士となった。赤い耐弾耐熱スーツに身を包んでいる。また、神経系統も電脳化されており、施設内のコンソールに直接アクセスして、様々な情報を収集、分析することが可能である[17]。
他機種版
| タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 怒りの要塞 | [18] |
Windows(プロジェクトEGG) | K.K.DCE | D4エンタープライズ | |
| 16ビットコレクション ジャレコ Vol.1 |
レトロデュオ (SFC互換機) |
ジャレコ | JNNEX | 収録 | |
| Super Nintendo Entertainment System - Nintendo Classics |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | 収録 |
スタッフ
- 企画・制作進行:面谷知志、風穴尚紀、笹原太郎
- プログラム:猪ヶ倉康雄、坂下豊
- グラフィック:渡部輝彦、面谷知志、渡辺忠彦、志村正義、松田信
- 音楽・効果音:鈴木康行
- 製作:K.K.DCE
- 販売:ジャレコ
評価
| 評価 | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・4・6・7の合計23点となっている[21]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は18.19点(満30点)となっている[22]。この得点はスーパーファミコン全ソフトの中で274位(323本中、1993年時点)となっている[22]。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.13 | 3.07 | 3.27 | 3.27 | 2.79 | 2.68 | 18.19 |