恣意的な引用

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恣意的な引用(しいてきないんよう、英 Quoting out of context,Contextomy,quote mining)は、いわゆる非形式的誤謬の一つであり、「引用元の意図を歪めるような方法で文節を前後関係の中から抜粋すること」である[1] 。「文脈を無視した引用」または「切り取り」ともいう。

恣意的な引用は、意図的であることもあれば、意味を取り違えたり明確化のために必須な要素を必要不可欠でないと考えて省略したことによる偶発的なこともある。誤謬としては、文脈を無視した引用は、依然として正しい引用元を参照できるという点で、虚偽の著作者名表示とは異なる。

この誤謬に基づく主張としては、2つの形態がある。:

  1. ストローマン 論法においては、文脈を無視して敵対者を引用することで、その立場を誤って位置づけて論破を容易にすることを目的とする。単純化したりや極端に見せかけることが典型的なパターンである。政治の世界では、よくあることである。
  2. 権威に訴える論証では、あるテーマについて文脈を無視して権威を引用して、その権威がある立場を擁護しているかのような誤った印象を与えることを目的とする[2]

切り取り(Contextomy)

脚注

関連項目

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