悪魔主義 From Wikipedia, the free encyclopedia 悪魔主義(あくましゅぎ)とは以下の二つを意味する。 宗教におけるサタニズム[1] 近代芸術におけるダイアボリスム (英語: Diabolism)[1][2] 前者についてはサタニズムを参照。ここでは後者について記述する。 この節の加筆が望まれています。 →「悪魔派」も参照 近代文芸における悪魔主義は耽美主義の延長にあるとも言われている[1]。 『悪の華』を執筆したフランスの評論家シャルル・ボードレールは1885年の著書『L’Art romantique』において「近代芸術は本質的に悪魔的傾向を持っている」と述べ[3]、心に宿るルシファーを照らす悪魔的傾向の例として音楽家のベートーヴェン、小説家のマチュラン、詩人のバイロン、推理小説家で詩人のエドガー・アラン・ポーを挙げた[4]。 一方、ユダヤ人の評論家マックス・ノルダウは1892年の著書『Degeneration(英語版)』(退化論)において詩人のアルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンをイギリス詩における最初の悪魔主義(ダイアボリスム)の代表者であるとした[5]。 国内では文学者の本間久雄が悪漢や毒婦の活躍する鶴屋南北 (4代目)(大南北)、河竹黙阿弥の作品を近世悪魔主義とした[3]一方、明治の毒婦物を勧善懲悪の「似而非悪魔主義」(エセ悪魔主義)とした[6]。 また国内では耽美主義・悪魔主義の小説家として谷崎潤一郎が登場した[7]。 出典 1 2 3 悪魔主義(アクマシュギ)とは? 意味や使い方 コトバンク ↑ 生田長江 等編『新文学辞典』 p.6 新潮社 1918年 1 2 本間久雄「近世悪魔主義の文学─悪漢毒婦の文化史的考察─」『文学論攷』 pp.273-274 東京堂書店 1931年 ↑ シャルル・ボードレール『L’Art romantique』「Théodore de Banville」 (フランス語) p.374 1885年 ↑ William Heinemann, Degeneration (Popular Edition) 1898年 ↑ 本間久雄「似而非悪魔主義─所謂毒婦物の考察─」『近代芸術論序説』 p.308 文省社 1925年 ↑ 谷崎潤一郎(タニザキジュンイチロウ)とは? 意味や使い方 コトバンク 関連項目 悪魔派 マキノ・プロダクション#マキノ悪魔派映画 Related Articles