情報系

From Wikipedia, the free encyclopedia

確率論の一分野、確率過程論において、情報系(じょうほうけい、: filtration)は与えられた任意の時刻で利用可能な情報をモデル化するのに用いられ、ランダムな過程を厳密に定式化する上で重要な役割を果たす。

確率空間全順序 を備えた添字集合とする(, , または の部分集合であることが多い)。

任意の について 部分 σ-加法族とする。このとき

は、任意の に対し を満たすとき、情報系という。よって、情報系とは非減少的に順序付けられた σ-加法族の集まりのことである[1] が情報系であるとき、フィルター付き確率空間(filtered probability space)または確率基底(stochastic basis)という[2]

を確率空間 上の確率過程とする。このとき

σ-加法族であり、 は情報系になる。ここで 確率変数 によって生成されたσ-加法族を表す。

σ-加法族で

だから、 は確かに情報系になっている。

情報系のタイプ

関連項目

脚注

Related Articles

Wikiwand AI