ヒールにされることが多く、市場混乱や経済危機が起きると、決まって投機家が槍玉に挙げられ批判の的となる。そして政治家は投機家に責任転嫁し、市場を規制しようとする。
実際にも投機家が引き起こした経済危機は存在する。相場師として著名なジョージ・ソロスはイングランド銀行を潰した男と言われている。
だが、投資行為を行う人間がいなければ資本主義国家の市場経済システムの発展は期待できない。現代における先進国の経済発展には、投資家が必須なのである。そしてその中で投機の動きが存在することで、投資のための環境整備が進み、結果的に経済システムの安定をもたらすという側面もまた持っている。