抗体ミメティック
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抗体ミメティックは、抗体と同様に抗原と特異的に結合することができるが、抗体とは構造的に関連しない有機化合物のことである。通常、約 3〜20 kDaのモル質量を有する人工ペプチドまたはタンパク質である(抗体は 〜150 kDa)。
核酸および小分子も抗体ミメティックと見なされることがあるが、人工抗体、抗体断片、およびこれらから構成される融合タンパク質は通常含まれない。
抗体に対する一般的な利点としては、溶解性、組織への浸透性の高さ、熱および酵素に対する安定性、および比較的安い生産コストが挙げられる。抗体ミメティックは、治療薬および診断薬として開発されている。[1]
| 抗体ミメティック | 足場タンパク質 | モル質量 | 薬剤例 |
|---|---|---|---|
| アフィボディ分子[2] | プロテインAのZドメイン | 6 kDa | ABY-025 |
| アフィリン[3] | γB-クリスタリン | 20 kDa | |
| ユビキチン | 10 kDa | SPVF 2801 | |
| アフィマー[4] | シスタチン | 12–14 kDa | |
| アフィチン[5] | Sac7d(Sulfolobus acidocaldariusから) | 7 kDa | |
| アルファボディー[6] | 三重らせんコイルドコイル | 10 kDa | CMPX-1023 |
| アンチカリン[7] | リポカリン | 20 kDa | |
| アビマー[8] | 様々な膜受容体のドメイン | 9-18 kDa | |
| DARPins [9] | アンキリンリピートモチーフ | 10–19 kDa | MP0112 |
| ファイノマー[10] | FynのSH3ドメイン | 7 kDa | |
| クニッツドメインペプチド[11] | 各種プロテアーゼ阻害剤のクニッツドメイン | 6 kDa | エカランチド(カルビトール) |
| モノボディ[12] | フィブロネクチンの10番目のIII型ドメイン | 10 kDa | ペグジネタニブ |
| nanoCLAMP[13] | 炭水化物結合モジュール32-2(Clostridium perfringens NagHから) | 16 kDa |