排障器
From Wikipedia, the free encyclopedia
レール上の小さい障害物(石など)をはね避ける目的で、先頭台車の先端に装備される。後述するスカートの登場以前から使われ続けており、JISでは台車補助構造部の「走行中に,レール上の障害物を排除する器具。」として定義されている[1]。
構造としては、本体部分に相当する鋼板と、これを台車枠に取付けるためのステーからなる。事業者によってはこれに加え、先端部にゴム製の部材(JIS定義では補助排障器[1])を取付けている。本体部分はボルトでステーに固定されるのが一般的で、車体重量や車輪径の影響を受けないように、本体側は長穴や多数の穴を用意して高さを調整できる構造となっている。
ステーは台車枠端の平面部にボルトで固定する例が多く、形状によっては(先頭台車などにのみ)台車枠側に受座を用意している場合も少なくない。さらにはステー全体を台車枠と一体化している例も一部にみられる。またステーはATSやATCといった保安装置の車上子・受電器の取付に共用されることがあり、保安装置の変更時に交換されることもある。
