排障器

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西武101系の先頭部床下
左側の台車から伸びているものが排障器で、先端にゴム製の補助排障器を備える。

排障器(はいしょうき)とは、鉄道車両の構造物の一つで、走行中に線路上の障害物を排除する機能を持つ。JISの定義では台車に取付けるものを指すが[1]、一般には車体に取付けるもの(排障装置やいわゆるスカート)を指すこともあり、本項ではこれについても解説する。

スノープラウ(JIS定義では「雪かき器」[1])も排障器と同様に車両もしくは台車の先頭部に取付けられるため、装備する車両では一体化されていることも少なくない。

レール上の小さい障害物(石など)をはね避ける目的で、先頭台車の先端に装備される。後述するスカートの登場以前から使われ続けており、JISでは台車補助構造部の「走行中に,レール上の障害物を排除する器具。」として定義されている[1]

構造としては、本体部分に相当する鋼板と、これを台車枠に取付けるためのステーからなる。事業者によってはこれに加え、先端部にゴム製の部材(JIS定義では補助排障器[1])を取付けている。本体部分はボルトでステーに固定されるのが一般的で、車体重量や車輪径の影響を受けないように、本体側は長穴や多数の穴を用意して高さを調整できる構造となっている。

ステーは台車枠端の平面部にボルトで固定する例が多く、形状によっては(先頭台車などにのみ)台車枠側に受座を用意している場合も少なくない。さらにはステー全体を台車枠と一体化している例も一部にみられる。またステーはATSATCといった保安装置の車上子・受電器の取付に共用されることがあり、保安装置の変更時に交換されることもある。

排障装置

脚注

関連項目

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