接中辞 From Wikipedia, the free encyclopedia 接辞 接頭辞 接尾辞 接周辞 畳語 接中辞 接合辞 貫通接辞 超分節接辞 表話編歴 接中辞(せっちゅうじ、英: infix)とは、接辞の一種で、語幹の中に割り込むもの。オーストロネシア語族の言語によく見られる。グロス表記では、角括弧(⟨xxx⟩)で表記される。 オーストロネシア語族 タガログ語で sulat は書くことを意味する名詞である。これに接中辞 ⟨-um-⟩ [1]を加えたsumulat は書くという意味の動詞である。 古代ジャワ語では接中辞 ⟨-a-⟩ を加えて未来形を表す。 オーストロアジア語族 クメール語では កើត kaət (生まれる)に対する កំណើត k-ɑmn-aət (誕生・起源)のように接中辞を使って名詞を作る。ただし、現代では造語性は失われている。⟨-amn-⟩を加えて名詞を表す。 中国語 晋語のいくつかの方言で接中辞の ⟨-(ə)l-⟩が現れる(嵌L詞)。北京語でいう児化にあたるともいうが[2]、必ずしも名詞化するわけではない。 アラビア語 アラビア語の動詞で再帰形にあたる第八派生形は、نظر naẓara (見る)に対して انتظر ('i)n-t-aẓara (待つ)のように接中辞 ⟨-t-⟩ を使用する。なお 'i- は語頭の子音連結を避けるための音挿入(prothesis)。 インド・ヨーロッパ語族 ラテン語の linquō (残す)に対して liquī (残した)のように、現在語幹に接中辞 ⟨-n-⟩ があらわれる動詞がある。 スー語族 ラコタ語では人称接辞が接中辞としてあらわれることがある。wicasa (彼は男である)に対して wi-ma-casa (私は男である)[3]。 脚注 ↑ umは行為者焦点の、単純な中立的行為に使われる接中辞。 ↑ 徐通鏘 (1981). “山西平定方言的“児化”和晋中的所謂嵌“l”詞”. 中国語文 (6): 408-415. ↑ Tüting, A. W (2003), Some Reflections on Lakota Language Structures as looked at by a naive non-Native, http://www.fa-kuan.de/LAKSTRUCT.HTML 関連項目 Expletive infixation 典拠管理データベース: 国立図書館 イスラエル チェコ この項目は、言語学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ウィキポータル 言語学)。表示編集 Related Articles