斉木香津
From Wikipedia, the free encyclopedia
大分県生まれ[2]。横浜市立大学文理学部卒業[3]。2005年、『琥珀ワッチ』が第17回日本ファンタジーノベル大賞で最終候補となる(斎木香津名義)[4]。2008年、「千の花になって」(受賞時タイトル「千の花も、万の死も」)で第9回小学館文庫小説賞を受賞する(優秀賞は藤井建司「ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?」で、佳作は泉スージー「秘密の花園」)[5][6]。小説家デビューを果たす。
2013年、中居正広がラジオ番組「Some girl' SMAP」(9月28日放送)で、ミステリー小説『凍花』を読んだ感想を話したことで、同書がAmazon.co.jpのミステリー・サスペンス・ハードボイルドのベストセラーで1位になるなど大ヒットする[7][8][9]。『凍花』をイヤミスと評する向きもあるが、斉木自身はイヤミスとして書いたわけではないとしている[10]。2014年に発表した『日本一の女』では、大分弁を取り入れた。「地方出身者は、田舎を自然に書くことができるという強みがある」と語っている[10]。ルース・レンデル作品などを愛読している[11]。
著作
単著
- 千の花になって(2008年8月 小学館)
- 【改題】踏んでもいい女(2013年9月 小学館文庫)
- 凍花(2010年10月 双葉社 / 2013年2月 双葉文庫)
- 幻霙(2013年12月 双葉社 / 2018年2月 双葉文庫)
- 日本一の女(2014年6月 小学館 / 2017年2月 小学館文庫)
- 五十坂家の百年(2015年4月 中央公論新社 / 2017年10月 中公文庫)
- 四十歳の言いわけ(2016年8月 双葉社)
- 沼に沈む骨は愛を語らない 超能者には向かない職業(2020年1月 双葉文庫)
- 女王は孤独を言い訳にしない 超能力には向かない職業2(2020年6月 双葉文庫)
- それなら、誰のために人を殺すのか 超能力には向かない職業3(2020年11月 双葉文庫)
単行本未収録短編
- 「やさしい眠り」(『小説推理』2009年12月号)
- 「いちばん大切なもの」(『小説推理』2010年5月号)
- 「おいしいおかし」(『月刊ジェイ・ノベル』2014年1月号)
- 「嵐の夜に」(『月刊ジェイ・ノベル』2014年8月号)
- 「捜し物はなんですか」(『小説推理』2014年11月号)
- 「孫をさらう」(『小説推理』2014年12月号)
- 「異星人をつかまえる」(『小説推理』2015年1月号)
アンソロジー
「」内が収録されている斉木香津の作品
- 果てる(2014年10月 実業之日本社文庫)「嵐の夜に」
エッセイ
インタビュー
- 第9回小学館文庫小説賞受賞作『千の花になって』刊行記念インタビュー 人間の肉声に迫る小説を書きたい(『本の窓』2008年9・10月合併号)[13]