新エロイーズ
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『新エロイーズ』、正式名称『ジュリ、または新エロイーズ』(仏: Julie ou la nouvelle Héloïse)は、ジュネーヴ共和国出身でフランスで活動した哲学者J・J・ルソーによって書かれ、1761年に出版された書簡体小説で全6章。
18世紀フランスの最大のベストセラーとなり、ロマン主義文学の先駆ともなった[1]。
「エロイーズ」とは、神学者ピエール・アベラールとかつて恋人・夫婦関係にあり、互いに修道士・修道女となった後に、往復書簡を交わすことで、後に「書簡体小説」というジャンルが形成されるキッカケを作った12世紀の修道女アルジャントゥイユのエロイーズのことであり、「新エロイーズ」という副題は、この作品がその形式を踏襲していることを表している。