方正函数

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数学における方正函数[1](ほうせいかんすう、: regulated function, ruled function)は、「素性のよい」("well-behaved") 実一変数の函数である。方正函数の概念は可積分函数の一つのクラスとして生じたものであり、その特徴付けにはいくつか方法がある。方正函数は1954年にゲオルク・オーマンドイツ語版が導入し、対応する積分ジャン・デュドネを含む数学結社ブルバキが提唱した。

以下 Xノルム X を備えるバナッハ空間とする。函数 f: [0,T] → X方正函数であるとは、以下の同値な条件のうちの何れか一方(したがって両方)を満足することを言う (Dieudonné 1969, §7.6):

これら2つの条件が同値であることを知るには少しく手を動かす必要があるが、後の条件を次に示す形に言い換えるのは比較的容易である:

  • δ > 0 に対し、以下を満たす階段函数 φδ: [0,T] → X が取れる:
  • f閉区間 [0,] から X への階段函数全体の成す空間 Step([0,T]; X)閉包に属する(閉包は一様ノルムに関する意味で [0,T] から X への有界函数全体の成す空間 B([0,T]; X) において取る)。

方正函数の性質

脚注

参考文献

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