日本の海底資源
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埋蔵量
海底資源の種別は、一般的に(1)海底石油・ガス(石油・天然ガス)、(2)熱水鉱床(金・銀・銅・亜鉛・鉛)、(3)ガスハイドレート(主にメタン)、(4)マンガン団塊(鉄・マンガン団塊、コバルト・リッチ・クラスト)に分けられている。
日本近海には、海底熱水鉱床、コバルト・リッチ・クラスト、メタンハイドレートに含まれる鉱物資源が豊富に存在しており、300兆円相当の製品価値があるとされている[1]。
| 推定賦存量 | 回収想定量 | 製品価値 (2005年〜2007年の平均相場による試算) |
|---|---|---|
| 海底熱水鉱床 7.5億トン(約200ヵ所) |
4.5億トン | メタル量:1.7億トン 地金価値:80兆円相当 |
| コバルト・リッチ・クラスト 24億トン(約5万km2) |
11億トン | メタル量:2.2億トン 地金価値:100兆円相当 |
| メタンハイドレート 12.6兆m3(約5万km2) |
4.1兆m3 | メタンガス:120兆円相当 (LNG熱量等価換算) |
海洋資源探査技術実証計画
海洋エネルギー資源開発促進日本海連合
2012年9月8日に海洋エネルギー資源開発促進日本海連合が日本海に面する1府9県によって設立された。日本海にあるとされるエネルギー資源の調査を行う[2]。
大陸棚の延伸
海底資源の調査状況
渥美半島・志摩半島沖
愛知県の渥美半島や三重県の志摩半島沖で、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によって海底の採掘が行われた。2012年2月15日に海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」がパイプを海底に下ろし作業を行った[5]。そして3月12日に愛知県沖で作業をすすめた結果、メタンハイドレートを採掘しそこから天然ガスを生産することに世界で初めて成功した[6]。
佐渡沖
新潟県の佐渡島沖では2013年4月14日から経済産業省が中心となって石油や天然ガスの調査が行われている。佐渡沖の海底の地形が石油や天然ガスのたまりやすい地層であることから調査が始められた。経済産業省のほかにJX日鉱日石開発と独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が調査に加わる[7]。
沖縄本島沖
沖縄県沖では2010年9月から海洋研究開発機構が深さ1000メートルの所で海底を掘削調査を行った結果、レアメタルを含まれる物質の存在が確認された[8]。
久米島沖
沖縄県久米島付近と鹿児島県沖永良部島周辺で産業技術総合研究所の研究チームが2012年8月から9月にかけて魚群探知機や音響測深機で海底を調査した結果、久米島周辺で海底熱水活動域があるのを発見し、その活動によってできるチムニーの破片と思われる試料を採取した[9]。
南鳥島沖
2013年1月に海洋研究開発機構と東京大学の研究チームによって行われた調査で、南鳥島沖の海底の泥に濃度の高いレアアースが含まれることが確認された[10]。
沖ノ鳥島沖
産出中の海底資源
産出していた海底資源
海底資源開発の主な問題
採算について
レアメタル、レアアースに関して、開発に費やした費用を回収するために採掘し市場に供給した場合資源価格の暴落を招くためペイしないとの意見がある[12]。