日本の絵の具 From Wikipedia, the free encyclopedia 日本の絵の具(にほんのえのぐ)は、伝統的な日本画に使われる材料の一覧。 鉱物由来の顔料 鉱物を磨り潰して粉末にした天然岩絵具、色ガラス粉末の合成岩絵具、胡粉等を染料で着色した泥絵具等がある。岩絵具を参照。 天然の鉱物から製造する顔料。多く非常に高価。 岩群青:藍銅鉱を粉末にしたもので、紫青色を呈する。暗い色合いのものから順に紺青、群青、白群と呼ぶ。 岩緑青:孔雀石を粉末にしたもの。粒子の細かいものは白緑と呼ばれる。緑色。 緑青:銅の酸化で生じる緑色の粉末。 辰砂:朱。硫化水銀の粉末で、古代から魔除けに使われていた。帯黄赤色。 黄土:黄土原鉱の粉末で、黄褐色。 石黄:岩黄、雄黄とも言う。明るい黄色。有毒。赤味の強いものは雌黄とも呼び、藤黄と混同される。 岱赭:くすんだ黄茶色。赤鉄鉱を含む赤土。 植物由来 人体への害は少ないものが主に使われる。青黛や艶紅など、化粧品として使われたものも多い。 艶紅:紅花の色素を沈殿させたもの。紫系の赤。陶器に塗りつけておいて保存した。古くは口紅としても使われていた。 青黛:藍の青色色素。インディゴ。 蘇芳:蘇芳由来の色素で赤紫。艶紅と色や使い方が似ている。 藤黄:オトギリソウ科植物の樹脂からとったもので、赤味の黄。 油煙:植物油の煤、黒色を呈する。ニカワを固着材として用いたものに墨がある。 動物由来 珊瑚:アカサンゴの粉末で、淡赤色。サンゴは装飾品にも使われ、高価。 胡粉:もとは鉛の化合物を使ったが、現在はハマグリの貝殻を削ったもので、白色を呈する。 生臙脂:コチニールカイガラムシの抽出物で、赤色を呈する。 関連項目 岩絵具 Related Articles