日本国際観光映像祭

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日本国際観光映像祭(にほんこくさいかんこうえいぞうさい、英: Japan World’s Tourism Film Festival、略称:JWTFF)は、日本国内および世界の優れた観光映像(デスティネーション・マーケティング・ビデオ)を表彰し、観光映像の質的向上と観光振興を目的として開催される国際映像祭[1]

世界最大の観光映像祭ネットワークであるCIFFT(英:International Committee of Tourism Film Festivals)の正式加盟映像祭であり、東アジアにおける重要な拠点となっている[2]

2019年に、和歌山大学観光学部の木川剛志教授によって創設された[3]。単に映像の美しさを競うだけでなく、観光学的な知見に基づき、映像が地域に与える社会的・経済的インパクトや、デスティネーション・マーケティングとしての有効性を評価の指針としているのが特徴である。

2020年11月24日に、ウィーンに本部を置くCIFFTに加盟したことで、本映像祭での受賞結果は「World's Best Tourism Films」を決定する世界ランキングのポイントに反映されるようになった[4]

CIFFT(観光映画祭国際委員会)との関係

CIFFTはUNWTO(世界観光機関)等からも承認されている世界的な観光映像祭ネットワーク[2]

  • 世界ランキングシステム:年間を通じて世界各地で開催される「CIFFTサーキット」の加盟映画祭(世界約10カ所)での受賞結果が集計され、年間の世界ベスト観光映像が選出される。
  • 国際審査:毎年、海外から著名な映像祭ディレクターやクリエイターが審査員として来日し、国際的な基準での審査が行われる。

歴史・開催地

特定の拠点を持たず、毎年日本各地の観光地を巡回して開催する「地域循環型」の形式を採用している。

ART&FACTORY Japan

本映像祭の最大の特徴である滞在型映像制作プロジェクト。ポルトガルの観光映像祭「ART&TUR」が被災地復興支援のために始めたモデルを日本に導入したものである[8]

選抜された映像作家が開催地に数日間滞在(レジデンス)し、その土地の「真の姿」を作家独自の視点で切り出す。クライアントワークではない「アートとしての観光映像」を創出することで、地域資源の新たな価値発見に寄与している。

主要受賞リスト

年度 日本部門グランプリ 国際部門グランプリ
第7回 2025 わく、みなみあそ issue2(熊本県南阿蘇村) Falling for Autumn(スイス)
第6回 2024 結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖。(北海道・摩周湖観光協会) Visit Portugal - It’s not tourism. It’s futurism(ポルトガル)
第5回 2023 よみがえる下風呂小唄 〜下風呂温泉郷の今〜(青森県風間浦村) Jiwa Jagad Jawi(インドネシア)
第4回 2022 Ukushima(長崎県佐世保市宇久町) The Majestic Adventures of Ofelia de Souza(ポルトガル)
第3回 2021 好奇心の島々へ(長崎県) South Australia(オーストラリア)
第2回 2020 わく、みなみあそ(熊本県南阿蘇村) Moment of Island of Hawai´i(アメリカ)
第1回 2019 Yoron Island Japan in 8K HDR – 与論島(監督:永川優樹) The Best Day in My Life(スロベニア)

ART&FACTORY Japan グランプリ

  • 2025年:『The Garden of Truth』(監督:粂田剛、舞台:岡山県真庭市)
  • 2024年:『阿寒湖見聞録』(監督:高嶋浩、舞台:北海道阿寒湖)

運営組織

脚注

外部リンク

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