日本舞踊協会

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公益社団法人日本舞踊協会(こうえきしゃだんほうじん にほんぶようきょうかい)は、日本舞踊の普及を通じて文化の発展に寄与することを目的とする公益社団法人である[1]。1955年に設立され[1]、公演事業、人材育成事業、普及事業などを行っている[2][3]

日本舞踊協会は、伝統芸能である日本舞踊の普及を通じて文化の発展に寄与することを目的として設立された団体である[1]独立行政法人日本芸術文化振興会の関係機関・団体一覧にも掲載されている[4]

沿革

協会は1955年に設立された[1]。定款によれば、名称を「公益社団法人日本舞踊協会」とし、主たる事務所を東京都中央区に置く[2]

若手育成事業としての各流派合同新春舞踊大会は、協会の案内によれば1956年から毎年開催され、1962年から授賞制度が設けられた[5]。同大会は文化庁の新進芸術家育成事業の採択対象ともなっており、平成24年度採択資料では「平成25年各流派合同新春舞踊大会」、平成30年度採択資料では「平成31年各流派合同新春舞踊大会」、令和2年度採択資料では「令和3年各流派合同新春舞踊大会」が確認できる[6][7][8]

組織と目的

定款によれば、協会は日本舞踊の普及を通じて文化の発展に寄与することを目的とし、そのために公演、講習会、調査研究、広報その他の事業を行う[2]。また、役員報酬に関する内規などの公開資料から、公益法人としての運営規程を整備していることが確認できる[9]

協会の公表資料では所属流派数や会員数が示されているが、その数値は時期により異なる。2025年の日本芸術文化振興会の行事チラシでは会員数を約3,400名とし[10]、同年の協会主催キャラバン公演チラシでも「108流派約3,400名」とされている[11]

主な事業

公演事業

協会は主催公演として日本舞踊協会公演、各流派合同新春舞踊大会、新作公演などを実施している[5][12]

人材育成事業

各流派合同新春舞踊大会は、協会案内では若手舞踊家の育成を目的とするコンクール公演とされている[5]。文化庁の採択資料では、新進の日本舞踊家を対象とし、流派を超えて研鑽の成果を競い発表する機会を設ける事業と説明されている[8]。協会の事業報告・事業計画資料でも、同大会は公益目的事業の人材育成事業として位置づけられている[3]。2026年の公演案内でも、同大会は「若手の日本舞踊家が日頃の研鑽の成果を発揮する日本舞踊のコンクール公演」と説明されている[13]

新作・普及事業

新作公演では「日本舞踊 未来座」の名称で創作的な舞台を展開している[12]。第5回未来座では、2022年6月に国立劇場小劇場で『銀河鉄道999』を題材とする舞台が上演された[14][15][16]

また、普及事業として日本舞踊キャラバン公演も行っている[11][17]

国立劇場との関係

国立劇場の舞台と花道。日本舞踊協会の公演は長年にわたり同劇場で行われてきた。

日本舞踊協会の公演は長年にわたり国立劇場で行われてきた。2023年の第174回舞踊公演は「初代国立劇場さよなら公演」として国立劇場小劇場で開催された[18]

2025年に日本舞踊協会と日本舞踊保存会が公表した再開場要望書では、国立劇場開場以来、劇場主催の日本舞踊公演のほか、協会や各流派、個人舞踊家による公演も数多く行われ、大劇場・小劇場を合わせると年間100公演を超えていたと述べられている[19]。この要望書は協会側の立場による文書であるが、日本舞踊界において国立劇場が重要な上演拠点とみなされてきたことを示す資料の一つである[20]

近年の動向

脚注

外部リンク

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