日高徹
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早稲田大学商学部卒。就職後、一度転職を経て、自動車部品のメーカーであるカーメイトで営業職をしていた。
1980年代前半にコンピュータゲームのブームが起こり始めていることを察して社内で話題にしたところ、カーメイトでもゲーム事業へ進出することになり、言い出しっぺとして日高が開発することになった。日高はそれまでコンピュータには一切触れたことがなく、大学も文系で情報処理などの知識も無かったのだが、車を買うために貯めていた資金をパソコンに注ぎ込み、わずか10ヶ月でオールマシン語の処女作『ホーンテッドケイブ(幽霊洞窟)』を完成させる。結局この1作のみでカーメイトはゲーム事業から撤退することになるが、プログラマーとしてやっていく自信を持った日高は、退職してフリーの道を選ぶ。
その後は主にエニックスでゲーム開発に参加する傍ら、自らの経験をもとにプログラミングの参考書を多数執筆した。当初はマシン語を扱ったものが多かったが、時代の変化に伴いVisual BasicやDelphiなどの高級言語を扱ったものも上梓している。題材はゲームプログラミングが多いが、サウンド、グラフィックなど多岐に亘っている。
パソコン雑誌でも連載を持っていた。PCマガジンでの連載開始時、肩書を「新日本プロレス」にあやかった「新日本プログラム」総帥としたところ、編集部が連載名を「SR燃える闘魂シリーズ」と名付けたため、第2回から更に開き直って「新日本プログラミング」に改称した(新日本プロレスの正式名称が「新日本プロレスリング」であるため)。この名称の通り日高はプロレスファン(アントニオ猪木ファン)であり、記事中の雑談やプログラミングテクニックの喩え話がプロレスネタであることがお約束だった。
その後2018年現在も、(ほぼ個人によるものであるが)「新日本プログラミング」の活動として、出版社が倒産した書籍の在庫やプログラムを書き込んだメディアの通信販売などを行っている。