明城聡
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年譜
業績
主な研究分野は産業組織論であり、特にエネルギー政策、環境政策、競争政策の定量分析を行っている。
- 合併の動学的評価と競争政策:1970年の八幡・富士製鐵の合併(新日本製鐵の誕生)を動学的な構造推計モデルを用いて定量的に分析し、第1回宮澤健一記念賞を受賞した。同研究では、合併による競争制限効果を生産性向上効果が大幅に上回り、社会厚生が年平均で約45%上昇したことを解明。一方で、当時の公正取引委員会による問題解消措置が結果として社会厚生を減少させた可能性を指摘した。政策的含意として、HHI指数によるスクリーニングの限界や、消費者厚生のみを重視する審査基準が全体の経済厚生を損なうリスクがあることを示唆している 。
- 再生可能エネルギー政策の評価:大橋弘との共同研究において、日本の住宅用太陽光発電システムに対する補助金政策が、市場成長や社会的余剰に与えた影響を分析した。
- 規制産業の分析:都市ガス産業の規制緩和や新規参入、公営事業者の事業譲渡に関する実証研究を数多く手掛けている。