明堂 (風水)
From Wikipedia, the free encyclopedia
明堂(めいどう、みんどう[2]、朝鮮語読み:ミョンダン、명당)は、「明るい家」という意味で、風水地理上の好ましい立地のこと。風水地理思想では、ここに家を建てたり、墓を設けると良いことが起こり、子孫まで福を享受できると考える[3]。吉地(キッチ、길지)ともいう[3]。

風水では、大地を流れる一種のエネルギーとしての「気」が、山の起伏に沿って流れ、川などによって留められることで、「気」が好ましい形で集散する場所ができると考え、そのような場所を「藏風得水」(「風を治め、水を得る」といった意)と形容し、明堂と称する[3]。明堂の要件である藏風得水となるには、背山臨水の地形が適格であった[4]。
風水では、気の溢れ出る穴(龍穴)と、その前に広がる明堂を囲む形で、南北軸では、北側に主山、さらにその先に祖宗山があり(ないしは、近くに坐山、遠くに主山があり)、南側には山々から流れる川を挟んで案山、さらに南に川を挟んで朝山があり、明堂から南面した際に左手になる東側には内青龍、その外側には外青龍の山並みが連なり、右手になる西側には、内白虎、外白虎が位置する配置を理想的な地形と見る[5][6]。
明堂とされる場所は、さらに細かい地形などから、臥龍形、鳳凰形、仙人舞袖形、将軍大坐形、等々のさまざまなおめでたい言葉で形容され[4]、例えば釜山は白鯨帰浦形の明堂などと表現される[7]。
古くから限られた名堂地域を占めるために、山訟(墓所を巡る訴訟)などの問題が生じた。