明良帯録

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明良帯録』(めいりょうたいろく)は、江戸幕府職制について記した書籍で全7冊。著者は蜻洲無学山人(せいしゅうむがくさんじん)と称して実名を伏せているが、小田原藩士山縣彦左衛門豊寛であると言われている[1][2][3]

老中以下、江戸幕府の各役職の職掌や沿革などを記している。文化11年(1814年)とした著者の序があり、同年の成立[2]

幕府の多彩な職制の全体像を、随所に興味ぶかい話を交えて紹介し、あわせてそれぞれの役職の昇進先なども記されている。山形は先に『仕官格義弁略』2巻を著し、本書はそれを7編7巻に増補したもの[2]。幕府の学問所である昌平坂学問所に蔵されていたが、明治維新後に新政府の管理下に移り、現在は国立公文書館にある[2]

著者

旗本で漢学者の大谷木醇堂(おおやぎじゅんどう)が明治になって著した『醇堂叢稿』によれば、山縣は、のちに別の著書『公侯凞績』の内容が幕府に咎められ、武家奉公構という罰を受けて浪人として生涯を閉じたと、近藤瓶城の旧友坂田諸遠が語っていたという[2][3]

刊本

近藤瓶城が出版した史籍集覧の第413冊(1881年、明治14年)と第414冊(1885年、明治18年)に収められ、1906年(明治39年)には改訂版が発行された。

脚注

参考文献

関連項目

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