星羊社
横浜市の伊勢佐木町に本社を構える出版社
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株式会社星羊社(せいようしゃ)は、横浜市の伊勢佐木町に本社を置く日本の出版社[2]。2013年に設立され、横浜の酒場文化や地域史に焦点を当てた地域情報誌『はま太郎』などを刊行している[2][3]。本社はイセビル内に所在する[3][4]。2021年には野毛エリアに直営の小売拠点「stockroom NOGE」を設け、書籍や自社デザインの雑貨を扱う[5][6][7]。
| 星羊社 | |
|---|---|
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| 正式名称 | 株式会社星羊社 |
| 現況 | 事業継続中 |
| 種類 | 株式会社 |
| 出版者記号 | 9908459, 909991 |
| 取次会社 | 地方・小出版流通センター |
| 取次コード | 4699 |
| 法人番号 | 8020001102273 |
| 設立日 | 2013年8月 |
| 代表者 | 星山健太郎 |
| 本社郵便番号 | 231-0045 |
| 本社所在地 |
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1-3-1 イセビル402 |
| 従業員数 | 2名 |
| 主要出版物 | 『はま太郎』 |
| 出版以外の事業 | 雑貨販売、イベント企画 |
| 得意ジャンル | 横浜の酒場文化、地域文化 |
| 関係する人物 | 成田希(編集長、イラストレーター)[1] |
| 外部リンク |
www |
| 星羊社 (@seiyou_sya) - X | |
概要
沿革
星山と成田は大学院で知り合い[2]、星山は法律事務所に勤務[11]、成田は出版社勤務ののちフリーライターとして、はまれぽ.comなどで執筆した[12]。イセザキモール入口のイセビル(1926年竣工)の一室を借りて[3][13]、2013年8月に「星羊社」を設立し、同年12月に『はま太郎』を創刊した[8][14]。
2017年には、成田の出身地である青森市の地域情報誌『めご太郎』を刊行[1][15]。青森の書店成田本店で週間ランキング上位に入った[15]。

2019年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で新刊刊行が一時中断した[5][10]。2021年には野毛(中区宮川町)に直営拠点「星羊社 stockroom NOGE」を開設し[5]、2023年に『よこはま野毛太郎:酔郷ではしご酒』を刊行した[10]。
出版物
会社を設立して間もないころ、夫妻が西区戸部町の酒場「常盤木」のマスターから市民酒場の話を聞いたことをきっかけに、また横浜に根差した出版社が少ないと感じたことから[13]、横浜市内各地の酒場文化を中心とした地域史を柱に決め、2013年12月に雑誌『はま太郎』を創刊した[16][8][17]。10号までは隔月刊で、モノクロ表紙・孔版印刷の誌面・中綴じのミシン製本を特徴とした[4][14]。酒場で知り合った人が有隣堂伊勢佐木町本店の店長に口利きをしてくれ[13]、同店をはじめ市内中区・西区・南区の一部の書店[11]・飲食店[4]で販売された。2015年には、『はま太郎』の10号までの市民酒場企画に書き下ろしを加えた単行本『横濱市民酒場グルリと』を出版[2][14]。これを機に地方・小出版流通センターと出版取次契約し、日本全国での流通が可能となった[16][14]。『横濱市民酒場グルリと』は、有隣堂売上ランキングで1ヶ月間首位を維持した[2]。『はま太郎』は11号以降カラー化し、部数も500部から2500部に増やした[2][18]。
『はま太郎』では、横浜の酒場で出会った客を紹介する「オヤジ尾行」、遊郭跡地など歴史スポットを辿る「ヨコハマ・理想郷譚」、酒場のトラブルに関する弁護士相談「阿部先生ならどうする?」、野毛のバー「喫茶みなと」経営者・映画監督の渋谷正一によるコラムなどを連載している[8][19]。執筆陣には、中原蒼二(「ヒグラシ文庫」店主)、日本ナポリタン学会会長の田中健介(連載「ナポリタンボウ」)[2][20]、南陀楼綾繁(連載「古本屋発、居酒屋行き 横浜版」)[2]、今柊二(連載「横浜下町中華今柊二飯店」)、髙山英男・吉村生(「よこはま暗渠散歩」)らが参加している[21]。