春化
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概要
温帯に生息する多くの植物は、開花プロセスを進行、促進するために、春化を必要とする。また果実をつける多くの種でも、休眠状態を打破するために、冬の低温期間を経験しなければならない場合がある。開花や結実に春化を必要とすることで、その植物は生殖成長や種子生産を好適環境条件下で行うことが可能になる。ちなみに開花に低温を必要とすることは、低温要求(Chilling Requirement)という。通常植物は春化後に開花能力を獲得するが、実際に開花するために更なる季節的シグナルや植物体の生長を必要とすることもある。
植物体内では、春化によって葉に発現しているフロリゲンという植物ホルモンが活性化され、フロリゲンの働きによって開花が誘発される。春化に必要となる温度は、通常5 - 10°Cとされる。