書き込み専用メモリ
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省資源を目的としたWOM
シリアル通信用ICとしてIBM PCで広く使用された16550 UARTは、前世代の8250 UARTの後方互換品として設計されたため、8つある設定レジスタを増やさずに、新しく追加されたFIFO機能の制御用レジスタを追加する必要があった。そこで、8250に存在した読み取り専用の割り込み識別レジスタ(Interrupt Identification Register)と同一アドレスにFIFO制御レジスタ(FIFO Control Register)を割り当て、当該アドレスからの読み取りに対しては割り込み識別レジスタの値を返し、当該アドレスに書き込まれたデータはFIFO制御レジスタへの書き込みとみなす仕様とした[2]。このときFIFO制御レジスタの値をCPUが読み取ることはできないため、これはWOMの一種であるといえる。
このようにアドレス領域やハードウェア資源を節約する目的のWOMは、コンピュータの黎明期には多く見られた。