『有馬小便』(ありましょんべん)は、上方落語の演目。新しい商売を始めようと、有馬温泉で温泉客に2階から竹の樋を使って排尿をさせるという趣向を考案した男を描く。
原話は米沢彦八が元禄16年(1703年)に出版した『軽口御前男』第4巻所収「有馬の身すぎ」で、大半は現行と同じだが、落ち(サゲ)は温泉客(男性)に小便をさせようとしたところ「竹が細い」という注文が付いて漏斗をはめて差し出したという形である。この原話の落ちについて宇井無愁は「一種のバレ」(艶笑噺)と記している。
3代目桂春団治の口演が音源として残されている[4]。