木毛

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木毛

木毛(もくもう、もくめん)は丸太を裁断して作られる糸状の製品。ウッドウールとも。

主として包装に用いられ、家庭用の蒸気冷却装置のパッド、砂防マット、あるいは木毛セメント板などの他の製品の材料としての用途もある[1]

剥製用の補強材として使われる場合もある。

米国では、1948年及び1961年の米国林野局の声明によって、他の文化圏でのウッドウール(wood wool)に相当する一般的な語としてエクセルシオール (excelsior)が用いられ、wood woolはその中の極薄・極細の限られたグレードを指す[2][3][4]

「ウッドウール(エクセルシオール)」は米国標準産業分類のSICでは2429番に当たる[5]

世界税関機構統計品目番号では4405.00がウッドウールに該当する。

用法

木毛には多くの用途がある。

  • 家具の修復用途[1]
  • 緩衝の役割を示す梱包材
  • ぬいぐるみや剥製の伝統的な詰め物[6]
  • 家庭用の蒸気冷却装置のパッド[7]
  • 動物用のケージの敷材。
  • 緑に染め、イースターエッグのバスケット用の模造芝として[8]
  • 砂防のためのマット[9]
  • 木毛セメント板の製造に用いる原料[10][11]
  • 束ねることで、アーチェリーのバックストップとして[12]
  • 水耕栽培において、成長促進剤として働く有機物マルチ[13]

特性

体積に対する表面積が大きいため、保水や保湿の用途に適する。

英国では寸法、pH、含水率、塵などに関する規定があり、英国規格BS2548で策定されている。1954年に発行されたのち、1986年に再策定された。

木毛繊維をセメントで成形すると、木毛セメント板となる。複合された木毛セメント板は、有機質粘結剤を含まないため環境に配慮した建材・断熱材であるとされる。

製造

歴史

脚注

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