村井財閥
From Wikipedia, the free encyclopedia
第一次世界大戦中の好景気で新しい財閥が台頭したが、その一つが村井財閥である。たばこ王と呼ばれた村井吉兵衛は、1904年(明治37年)公布の煙草専売法により、煙草事業を国に譲渡することになった。その売却資金で村井銀行、村井貯蓄銀行、村井農場(韓国)、村井鉱業(石油採掘)、村井カタン糸(のち帝国製糸)などを大戦以前に設立した。さらに第一次世界大戦期に村井汽船、村井倉庫、村井貿易を設立したが、第一次世界大戦終戦後に村井貿易が破綻したせいで村井財閥は崩壊し始めた。1927年(昭和2年)の金融恐慌で村井銀行は廃業になった[1]。上記の他に村井信託、村井生命、村井海上火災、村井証券、村井製紙、東洋印刷、日本石鹸なども村井財閥に属した。村井倉庫は令和の時代になっても京神倉庫として現存している[2]。