松廼家
From Wikipedia, the free encyclopedia
特徴
組織形態
初代しづが松廼家を創業した後は、2代目鵜殿礼栄が神戸「松迺家」の土台を築いた。その後、北海道札幌市や東京赤坂・紀尾井町の出店は3代目長女の鵜殿洋子と長男である征二郎に任せ事業を拡大させていった。
礼栄は当時に珍しく大学出の女将であり、小唄・三味線・茶道・華道・日本舞踊をはじめ、小磯良平について絵画を習ったり非常に勉強家で多趣味であった。長女の洋子は女将業の他にラジオ日本「ウドノヨウコのざっくバラエティ」のパーソナリティを務め、また作家としての顔を持つ。
総料理長である長男の征二郎は、立教大学を中退後、大阪高麗橋「吉兆本店」で修行。のちに、在ニューヨーク日本総領事館公邸に総料理長として就任。帰国後、料亭「松迺家」の総料理長に就任。
現在は征二郎の一人娘である麻里絵が4代目を継承。二代目の礼栄に育てられた麻里絵は礼栄と同じく茶道・華道・日本舞踊など幼少期から日本文化にふれて育った。阪神淡路大震災を経験したのちに24歳で懐石料理店「松迺家」に女将兼代表取締役社長として就任。麻里絵は特に「食」に関する見識者として日本経済新聞や地元紙等に連載を持つ。また、兵庫県観光大使を務めるなど多方面の活躍により地元魅力発信に努めている。2020年のコロナ禍により再度神戸で料亭に挑戦したいという思いを持ち続けていたところ、JR西日本が所有する神戸市の歴史的建造物に認定されている「JR西日本ゲストハウス」の活用として意見が合致し、代々紡いできた料亭文化継承の役割を果たす料亭を目指し駅ビルから移転を決意。今の時代にも古き良き時代の料亭を感じられるとして人気を集めている。
全国的にも直系女系で料亭の女将を継いでいるのは珍しいと言われている。