松浦機械製作所
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| 種類 | 株式会社 |
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| 本社所在地 |
〒910-8530 福井県福井市東森田四丁目201番地 |
| 設立 | 1960年9月 |
| 業種 | 機械 |
| 法人番号 | 4210001003869 |
| 事業内容 |
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| 代表者 | 代表取締役社長 松浦勝俊 |
| 資本金 | 9,000万円[1] |
| 売上高 | 158億2,000万円(2024年12月期)[2] |
| 純利益 |
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| 純資産 | 212億4,800万円(2024年12月31日現在)[1] |
| 総資産 | 303億1,700万円(2024年12月31日現在)[1] |
| 従業員数 | 417名(2024年12月現在)[2] |
| 外部リンク | https://www.matsuura.co.jp/ |
株式会社松浦機械製作所(まつうらきかいせいさくしょ、Matsuura Machinery Corporation)は、福井県福井市に本社を置く日本の工作機械メーカーである。
主にマシニングセンタ(5軸制御、立形、横形)や、積層造形と切削加工を融合したハイブリッド金属3Dプリンタの製造・販売を行っている。特に高速・高精度加工と自動化システム(多面パレットチェンジャ等)に強みを持ち、航空宇宙、医療機器、F1をはじめとするモータースポーツなどのハイエンド市場において世界的な知名度を有する[4]。経済産業省認定「グローバルニッチトップ企業100選」選定企業。
- 1935年 - 福井市にて創業し、旋盤の生産・販売を開始[5]。
- 1957年 - フライス盤の生産・販売を開始。
- 1960年 - 株式会社松浦機械製作所を設立し、法人改組。
- 1961年 - 電気式プログラム制御自動フライス盤の生産・販売を開始。
- 1964年
- 1968年 - 現本社工場所在地へ工場を移転。
- 1972年 - NC自動ボール盤の生産を開始。
- 1974年 - 同社初となる立形マシニングセンタ「MC-750V」の生産・販売を開始。
- 1975年 - 立形マシニングセンタのアメリカ合衆国への輸出を開始。
- 1981年 - 超高速マシニングセンタおよび2軸立形マシニングセンタの生産・販売を開始。
- 1983年 - 横形マシニングセンタの生産・販売を開始。
- 1985年 - 武生市(現:越前市)に武生工場(アイ・エム・エヌ株式会社)を新設。
- 1986年 - 高速主軸搭載マシニングセンタ「FX-5」を製品化。
- 1991年 - 72時間連続無人運転に対応した5軸制御マシニングセンタ「MAM72-S40」を発表。
- 1993年 - マシニングセンタ出荷累計10,000台を達成。
- 1994年 - ISO9001(品質マネジメントシステム)認証を取得。
- 1998年
- 2000年 - OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)認証を取得。
- 2001年 - マシニングセンタ出荷累計15,000台を達成。
- 2002年
- 米国MMTS株式会社を設立。
- 金属光造形複合加工機の開発に着手。
- 2003年
- 金属光造形複合加工機の生産・販売を開始。
- プログラム制御立フライス盤「SB-I型」が第5回「歴史的価値のある工作機械の顕彰・ベストテクニカル賞」を受賞。
- 2004年 - 金属光造形複合加工機「M-PHOTON25C」が第33回日本産業技術大賞「文部科学大臣賞」を受賞[5]。
- 2005年 - 5軸制御立形マシニングセンタ「MAM72-63V」が第35回機械工業デザイン賞「日本商工会議所会頭賞」を受賞[5]。
- 2006年
- 2007年
- 現行のブランドロゴマークを発表。
- ハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEX Avance-25」が第37回機械工業デザイン賞「日本商工会議所会頭賞」を受賞[5]。
- 2008年 - 横形マシニングセンタ「H.Plus-300」が第38回機械工業デザイン賞「日本商工会議所会頭賞」を受賞[5]。
- 2009年 - 5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-63」を発表。
- 2010年 - 5軸制御立形マシニングセンタ「MX-520」、および5軸制御横形マシニングセンタ「MAM72-100H」を発表。
- 2011年 - リニアモータマシン4機種(LX-160、LF-160、LV-500、LS-160)を同時発表。
- 2012年 - 立形マシニングセンタ「VX-1000」「VX-1500」を発表。
- 2013年
- 5軸制御立形マシニングセンタ「MX-850」を発表。
- 米国に現地法人「Matsuura Machinery USA Inc.」を設立[5]。
- 2014年 - 経済産業省主導の次世代型産業用3Dプリンタ技術開発プロジェクト「TRAFAM」に参画。
- 2015年
- 2016年
- 大型ハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEX Avance-60」を発表。
- 5軸制御立形マシニングセンタ「MX-330」を発表。
- 2017年 - 立形マシニングセンタ「VX-660」を発表。
- 2018年 - 5軸制御立形マシニングセンタ「MAM72-70V」を発表。
- 2019年 - グループ会社のアイ・エム・エヌ株式会社(武生工場)を吸収合併。
- 2020年 - 経済産業省「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」に選定(認定部門:5軸制御立形マシニングセンタ)[5]。
主要製品
松浦機械製作所の製品展開における最大の強みは、高精度な「5軸制御技術」と、長時間の無人稼働を可能にする「自動化システム」の高度な融合にある。
同社は業界に先駆けて、多品種少量生産の自動化に着手。主力となる5軸制御マシニングセンタには、加工対象物(ワーク)を多数ストックできる「多面パレットシステム」を標準装備化したモデル(MAM72シリーズ等)を中核に据えている。これにより、熟練工が不在となる夜間や休日であっても機械が自律的に稼働し続けることが可能となり、製造現場の深刻な人手不足解消や生産性向上に寄与している。
その高い加工精度と信頼性から、F1などのモータースポーツ部品、航空宇宙、医療機器といったハイエンドな市場で高いシェアを持つ。また、金属3Dプリンタに高速切削機能を統合した「ハイブリッド金属3Dプリンタ」を世界で初めて実用化するなど、次世代のモノづくり技術においても先駆的な役割を果たしている。
主な製品区分は、5軸制御・立形・横形のマシニングセンタ、およびハイブリッド金属3Dプリンタである。
主な製品
株式会社松浦機械製作所は、マシニングセンタと金属3Dプリンタを主力製品としている。特に5軸制御マシニングセンタの分野では、多面パレットチェンジャを搭載した無人化システムのパイオニアとして知られる。主なラインナップは以下の通り[6]。
5軸制御マシニングセンタ
複雑形状の部品加工や工程集約を目的とした同社の主力製品群。
- MAM72シリーズ
- 多面パレットシステムを標準装備し、長時間の無人運転と変種変量生産に特化したシリーズ。
- 主な型式:MAM72-35V、MAM72-42V、MAM72-52V、MAM72-70V、MAM72-100Hなど
- MXシリーズ
- 5軸加工機の入門機からハイエンドまでをカバーする立形5軸機。操作性とコストパフォーマンスを重視している。
- 主な型式:MX-330、MX-420、MX-520、MX-850
- CUBLEXシリーズ
- 5軸ミーリング加工に加え、旋削(ターニング)や研削(グラインディング)の機能を1台に集約した複合加工機。
- 主な型式:CUBLEX-35、CUBLEX-63
横形マシニングセンタ
- H.Plusシリーズ
- 高速・高剛性を特徴とし、自動車部品などの量産加工や難削材加工に適した横形機。
- 主な型式:H.Plus-300、H.Plus-400、H.Plus-405、H.Plus-500、H.Plus-504、H.Plus-630
立形マシニングセンタ
- V.Plusシリーズ
- 高精度な位置決めと高速加工を追求した、同社の立形マシニングセンタのスタンダードモデル。
- 主な型式:V.Plus-550、V.Plus-800
- VXシリーズ
- 高い剛性とコストパフォーマンスを両立させ、幅広い加工ニーズに対応するモデル。
- 主な型式:VX-660、VX-1000、VX-1500
リニアモータマシン
- Linear Motorシリーズ
- 駆動系にリニアモータを採用し、超高速・高加速度・高精度加工を実現したハイエンドモデル。
- 主な型式:LX-160、LM-500、LF-160、LV-500
ハイブリッド金属3Dプリンタ
- LUMEXシリーズ
- 金属レーザー焼結(3Dプリンティング)とエンドミルによる高速切削仕上げを同一機内で行う世界初のハイブリッド機。深リブや通気性金型(ポーラス造形)の製作が可能。
- 主な型式:LUMEX Avance-25、LUMEX Avance-60
ソフトウェア
- GibbsCAM
- 米国Gibbs and Associates社が開発し、松浦機械製作所がサポートを行うCAD/CAMシステム。