柳澤健 (ノンフィクション作家)
From Wikipedia, the free encyclopedia
東京都出身。慶應義塾大学法学部卒[1]。在学中には漫画専門誌『ぱふ』に関わる[2]。
空調機メーカー勤務を経て、1984年に文藝春秋に入社[1]。大学時代は遊んでばかりで、月刊『文藝春秋』や『週刊文春』はもちろん、芥川賞や直木賞の受賞作さえ読んでいなかったし、文藝春秋を作ったのが作家の菊池寛であることすら知らなかった[3]。
入社後、配属されたのが白石勝編集長体制の『週刊文春』[3]。特集班の下っ端にいながら、田中康夫の連載「トーキョー大沈入」の担当を命じられる[4]。
写真週刊誌『Emma』では、花田紀凱デスクの下で、何本も皇室記事を書いたが、取材したことは1度しかなかった[5]。渡された写真を見て、適当なことを書き、皇室記事の最後には(文・小林久美子・高校2年)とつけた。ですます調の文章に「浩宮さま」と書けば、女子高生の文章にしか見えなかったからで、リアリティを出そうと、4月には高校3年生に進級させた[5]。小林久美子には写真入りのファンレターも送られてきた。50代のおっさんからの手紙には「住所を教えて下さい。」と記されていた[5]。新卒で文藝春秋に入り、『Emma』編集部に配属されてきたのが勝谷誠彦である。柳澤によると勝谷は、ひとことで言えば、ただものではなかったという[6]。
花田編集長時代の『週刊文春』では、清水ちなみの「顔面相似形」などを担当[7]、設楽敦生編集長時代の『Number』編集部でも活動[8]。
2003年夏、文藝春秋を退社。ノンフィクションライターになり、2007年には処女作『1976年のアントニオ猪木』を上梓[2]。プロレスをはじめとしたスポーツノンフィクションを主に手がけ、「日本レスリングの物語」(『ファイト&ライフ』連載)で、2009年度ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞[9]。
著書
単著
- 『1976年のアントニオ猪木』文藝春秋、2007年3月15日。ISBN 978-4163689609。
- 『完本 1976年のアントニオ猪木』文春文庫、2009年3月。ISBN 978-4167753658。
- 『1993年の女子プロレス』双葉社、2011年6月。ISBN 978-4575303261。
- 『1993年の女子プロレス』双葉文庫、2016年5月。ISBN 978-4575714531。
- 『1985年のクラッシュ・ギャルズ』文藝春秋、2011年9月。ISBN 978-4163744902。
- 『1985年のクラッシュ・ギャルズ』光文社未来ライブラリー、2023年12月。ISBN 978-4334101688。
- 『日本レスリングの物語』岩波書店、2012年5月。ISBN 978-4000242929。
- 『増補版 日本レスリングの物語』岩波現代文庫、2021年7月。ISBN 978-4006033262。
- 『1964年のジャイアント馬場』双葉社、2014年11月。ISBN 978-4575307856。
- 『1964年のジャイアント馬場』双葉文庫、2019年1月。ISBN 978-4575714777。
- 『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』集英社、2016年5月。ISBN 978-4087816105。
- 『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』集英社文庫、2021年7月。ISBN 978-4087442786。
- 『1984年のUWF』文藝春秋、2017年1月。ISBN 978-4163905945。
- 『1984年のUWF』文春文庫、2020年3月。ISBN 978-4167914646。
- 『棚橋弘至と中邑真輔』文藝春秋、2017年11月。ISBN 978-4163907567。
- 『棚橋弘至と中邑真輔』文春文庫、2021年4月。ISBN 978-4167916343。
- 『2000年の桜庭和志』文藝春秋、2020年2月。ISBN 978-4163911731。
- 『2000年の桜庭和志』文春文庫、2023年9月。ISBN 978-4167921026。
- 『2016年の週刊文春』光文社、2020年12月。ISBN 978-4334952143。
- 『2016年の週刊文春』光文社未来ライブラリー、2023年4月。ISBN 978-4334770693。
共著
- 岸田秀、柳澤健(聞き手)『日本史を精神分析する 自分を知るための史的唯幻論』亜紀書房、2016年12月。ISBN 978-4750514918。
監修
脚注
- 1 2 “柳澤 健『1985年のクラッシュ・ギャルズ』|文藝春秋|特設サイト”. www.bunshun.co.jp. 2023年10月13日閲覧。
- 1 2 柳澤 2020, p. 484.
- 1 2 柳澤 2020, p. 156.
- ↑ 柳澤 2020, p. 158.
- 1 2 3 柳澤 2020, p. 173.
- ↑ 柳澤 2020, p. 171.
- ↑ 柳澤 2020, p. 227.
- ↑ Zaffuto, John S. (2023-03-22), Graphic Standards and Sports-Oriented Motion Media, Routledge, pp. 85–106, ISBN 978-1-003-26156-8, http://dx.doi.org/10.4324/9781003261568-5 2023年10月13日閲覧。
- ↑ “「2009年度 ミズノ スポーツライター賞」受賞者決定”. (財)ミズノスポーツ振興会 (財)ミズノ国際スポーツ交流財団 (2010年3月5日). 2025年2月2日閲覧。
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
| 学術データベース | |
| その他 | |
この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、人物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:人物伝/PJ:人物伝)。 |