森野旧薬園
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森野家は大和国宇陀郡松山(現・奈良県宇陀市大宇陀)で葛粉の製造を行っていた。享保14年(1729年)、森野家の11代目である森野藤助は本草学者で幕府採薬使の植村政勝に随行し、幕府薬園の薬草木を与えられて栽培や精製を許された。これに伴って、享保年間(1716年~1736年)に森野家の裏山に開かれたのがこの薬園である[1]。江戸の小石川御薬園(現・小石川植物園)と並んで古い薬園であり、現存する日本最古の私設植物園であるとされる[1]。森野藤助は図譜『松山本草』などを著している。
1926年(大正15年)2月24日に国指定史跡に指定され、1931年(昭和6年)10月23日に追加指定が行われた。約250種類の薬草木が植えられている。