楽ナビ
パイオニアのカーナビゲーション
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解説
パイオニアは1990年にGPS初のカーナビを発売。1997年以降、フラグシップモデルを「サイバーナビ」、普及モデルを「楽ナビ」の2系統に分けてラインナップするようになった。
発売当初、記録メディアはCD-ROMであったが、2000年にDVD-ROMに、2005年にはHDDに変更された。楽ナビLiteは当初フラッシュメモリで発売されていたが、2012年に楽ナビ、楽ナビLiteおよびエアーナビを統合した際、楽ナビもフラッシュメモリに変更され、楽ナビのブランドでポータブルナビを発売した[3]。
2010年[注釈 1]までは楽ナビと楽ナビLiteとでは、地図更新(バージョンアップ)方法が異なっていた。楽ナビは2回(2年分)、DVDによる更新、楽ナビLiteは3年分、パソコンとSDメモリーカードを用いる方法であったが、統合以降はパソコンとSDメモリーカードを使っての更新となった。
楽ナビLite
楽ナビLite(らくなびライト)は、楽ナビの基本機能のみを押さえたカーナビゲーションであり、2008年〜2011年のみ発売された製品である。
記録メディアは8GBフラッシュメモリ[注釈 2]を使用しているが、パイオニアが独自開発した超圧縮データ技術「L-format」により、HDDカーナビと変わらない地図情報を収録できる[4][5]。
2010年度の市販AV一体型メモリーナビゲーションカテゴリーで売上台数1位を獲得している[6]。
楽ナビと楽ナビLiteの違い
基本的には大きな違いはないが、機能的に違いがあり、楽ナビはVICS用ビーコンユニット(ND-B6等)が使用できるが、楽ナビLiteではできない[7]。他に、楽ナビには音楽CDを録音できる機能(ミュージックサーバー)ができるが、楽ナビLiteにはできないなどの違いがある[7]。
沿革
- 1998年:サイバーナビと楽ナビに分けられ、初代の楽ナビ「AVIC-500」が発売された[2]。
- 2005年:HDD楽ナビ「AVIC-HRZ09」が発売され、記録メディアがDVDからHDDへと変更された[2]。
- 2006年:本機の販売累計が120万台を突破した[2]。
- 2007年:スマートループに対応するようになった[8]。
- 2008年:楽ナビLiteが発売された[2]。この年に発売された楽ナビの画面解像度がQVGAからVGAに変更された。
- 2010年:楽ナビLiteがAV一体型メモリーナビゲーションカテゴリーで売上台数1位となる[6]。
- 2012年:エアージェスチャーを搭載された「AVIC-MRZ009/MRZ007」とポータブル楽ナビ「AVIC-MRP009」を発売し、同時に記録メディアがHDDからフラッシュメモリに変更された[2]。
- 2013年:発売15年目で累計出荷台数が300万台を突破した[9]。
- 2014年:本機初の8V型ナビ「AVIC-RL09」を発売した。
- 2016年:今回からVICSのVICS WIDEに対応しており、これに応じてVICS用ビーコンには対応しなくなった[10]。
- 2018年:本機初の9V型ナビ「AVIC-RQ902」を発表[11]。
型番
※ 太字は現在販売している型番である。(生産終了品は除く。)詳しくはこちらを参照。
- AVIC-HRZシリーズ(2005年〜2010年)
- メインタイプのHDDカーナビ。
- AVIC-HRVシリーズ(2005年〜2010年)
- オンダッシュタイプのHDDカーナビ。
- AVIC-DRZシリーズ(2004年〜2007年)
- メインタイプのDVDカーナビ。
- AVIC-DRVシリーズ(2003年〜2007年)
- オンダッシュタイプのDVDカーナビ。
- AVIC-DRシリーズ(2000年〜2007年)
- オンダッシュタイプのDVDカーナビ。
- AVIC-MRPシリーズ(2012年〜2015年)
- ポータブルモデル。
- AVIC-MRZシリーズ(2008年〜2013年)
- 登場当時は楽ナビLite。後に楽ナビに統合。
- AVIC-RZシリーズ(2014年〜 )
- 180mm2DINモデル。
- AVIC-RWシリーズ(2014年〜 )
- 200mmワイドモデル。
- AVIC-RLシリーズ(2014年〜 )
- 8V型ラージモデル。
- AVIC-RQシリーズ(2018年〜 )
- 9V型ラージモデル。画面解像度が楽ナビ唯一のWXGAとなっている。
- AVIC-RFシリーズ(2023年〜 )
- 9V型フローティングモデル。
