樫山武士
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自動車修理工場を営む家に生まれ、国立鈴鹿工業高等専門学校機械工学科[3]に進学。黎明期のNHK高専ロボコンに出場し、アイデア賞を受賞している。1990年3月に同校を卒業し、愛知県豊橋市の豊橋技術科学大学に編入学。同大学でも仲間達とNHK大学ロボコン等に参加している[2][4]。
1994年に修士課程を修了し、スズキに就職。生産技術部門で塗装治具等の業務に従事する。その後開発部に移籍し、自動車生産で課題になっていた[5]電着塗装の塗膜厚さのシミュレーション技術の研究開発に取り組む。同技術は実用化に成功し、新車開発時の必須技術になっている[2]。また、塗装不良を防ぐ部品[6]や錆びにくい部品[7]、意匠面にウェルドラインやヒケを生じにくい樹脂成型部品[8]等の開発にも従事している。
この間、様々なロボット競技会に出場し、実績を上げている。2007年の高専ロボコン20周年企画においては、「ロボコンの魅力は、自分なりに悩みながら目標を決めること。成し遂げたときの達成感。 将来、息子と一緒にいろいろなロボコンに参加したい」というメッセージが取り上げられている[注 1]。また、学会誌に掲載された記事では、ロボコンでは解決する課題を自ら設定する、それは企業における研究開発の仕事にも通じると、ロボコンの意義を指摘している[2]。
略歴
受賞歴
社会的活動
主な著作
- 樫山武士「電着塗装CAEによる膜厚予測手法の開発」『Suzuki Technical Review』第29巻、2003年3月、11-15頁。
- 樫山武士「新型スイフト - 新型スイフトにおける電着塗装シミュレーションの適用」『Suzuki Technical Review』第31巻、2005年3月、29-33頁。
- T. Kashiyama (2006). “Development of Simulation Technology Painting of Vehicle Bodies”. Proc. of FISITA 2006 world Automotive Congress: F2006M238.
- 樫山武士「「ロボコン」で学んだもの(<メカライフ特集>機械屋になって10年)」『日本機械学会誌』第113巻第1096号、2010年3月、158-159頁、doi:10.1299/jsmemag.113.1096_158、NAID 110007574695。
- 樫山武士、梶田勝也「電着塗装へのコンピュータシミュレーション技術の導入」『Suzuki Technical Review』第38巻、2012年3月、60-64頁。
- 樫山武士、梶田勝也「塗装槽内での車体移動を考慮した電着塗装膜厚および塗料使用量予測技術の開発」『自動車技術会論文集』第43巻第6号、2012年11月、1407-1412頁、doi:10.11351/jsaeronbun.43.1407、NAID 130007649862。