橋口公一
From Wikipedia, the free encyclopedia
業績
- 従来の弾塑性モデルは、降伏面の内部を純粋弾性域と仮定するので、降伏面の内部の応力の変化による塑性ひずみを表現できない。そこで、応力が降伏面に近づくにつれて塑性ひずみが発展するという自然な仮定に基づく“下負荷面モデル (subloading surface model)”を創出した[2][3]。
- 本モデルによれば、接線剛性係数は常に滑らかに変化し[4][5][6]、任意性を伴うと共に数値計算の煩雑さをもたらす降伏判定は不要である。また、塑性状態においては、応力は降伏面に引付けられ、有限な増分ステップによる数値計算において降伏面から飛び出す応力を降伏面に引き戻す自動制御機能が賦与され、本モデルは際立った長所を有する[7][8][9][10]。
- 本モデルにより、繰返し負荷挙動[11][12][13][14]、非比例負荷挙動[15][16][17]、速度依存性変形現象[18]、損傷現象、相変態現象等も合理的に表現される。特に、弾塑性変形現象と弾粘塑性変形現象の研究の歴史は一世紀以上に亘るが、これらの現象を統一的に表現し得る「下負荷面超過応力モデル」の創出は、これらに潜む共通の基本現象を解明し定式化した普遍的成果である。
略歴
学協会役員歴
- 2005年~ 日本農学アカデミー会員[22]
- 2006年~ 土木学会フェロー[23]
- 2007年~2023年 日本学術会議連携会員[24]
- 2007年~ 日本農業工学会フェロー[25]
- 2007年~ 日本生物環境工学会名誉会員[26]
- 2008年~ 農業情報学会理事[27]
- 2009年~ 日本生物環境工学会フェロー[28]
- 2013年~ 日本生物環境工学会名誉会員[29]
- 2015年~ 日本機械学会フェロー[30]
- 2015年~ 地盤工学会名誉会員[31]
- 2015年~ 土木学会認定上級土木技術者(地盤・基礎)[32]
- 2017年~ 日本工学アカデミー会員[33]
- 2021年~ 日本計算力学連合名誉員[34]
- 2022年~ 日本生物環境工学会特別名誉会員[35]
賞歴
- 1990年 農業機械学会・学術賞[36]
- 1997年 土木学会・論文賞[37]
- 2002年 地盤工学会・研究業績賞[38]
- 2004年 農業情報学会・学術賞[39]
- 2005年 日本農学賞[40]
- 2005年 読売農学賞[40]
- 2012年 日本生物環境工学会・50周年記念功績賞
- 2013年 日本生物環境工学会・国際学術貢献賞[41]
- 2014年 日本計算力学連合・日本計算力学賞 (The 2014 JACM Award for Computational Mechanics)[42]
- 2014年 土木学会・出版文化賞[43][44]
- 2015年 日本農業工学会・日本農業工学会賞[45]
- 2015年 農業情報学会・功績賞[46]
- 2016年 文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)賞[47]
- 2016年 土木学会・研究業績賞[48]
- 2016年 アジア・オーストラリア計算力学連合・上級科学者賞
- 2016年 日本機械学会・材料力学業績賞[49]
- 2018年 日本機械学会・計算力学業績賞[50]
- 2022年 日本生物環境工学会・特別国際学術賞[51]
- 2022年 日本生物環境工学会・伊都賞[52]