正岡芸陽
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広島県に生まれる[2][3]。10歳で父を失い、翌日に母を失った。12歳で広島監獄の給仕となる[4]。その傍ら、濱名眞金(はまなまがね)に漢学を学び、同時に三浦某に英語を学ぶ[4]。13歳(明治27年)キリスト教を受洗し布教に従事していたが[2][3]、14歳で東京に出て苦学し、15歳から16歳にわたって伊豆湯河原温泉近在、泉村の小学校で教鞭を執った。同校を辞して再び東京に出て青山学院大学に学ぶものの[1][2]幾ばくもせずに退学し、17歳の時に北海道の新聞社に記者として赴き、半年間在職後に帰京しやまと新聞社に入社。
1899年(明治32年)に雑誌『新声』の同人となった[2][3]。人道主義の立場として社会を批判した著書を多く刊行し[1][2]、1903年(明治36年)からは、それまで同人、記者として関わっていた『新声』を佐藤橘香から譲り受け主筆として活動した[2][3][5]。
その後ジャーナリストとしての活動も始め、1905年(明治38年)には『やまと新聞』の特派員として[1][2]、ポーツマス条約の内容について執筆した[2][3]。帰国後の1907年(明治40年)には『大阪毎日新聞』の主筆としても活動した[1][2]。
著書
- 『新聞社之裏面』新声社、1901年。https://dl.ndl.go.jp/pid/897419。
- 『婦人の側面』新声社、1901年。https://dl.ndl.go.jp/pid/798996。
- 『時代思想の権化 : 星亨と社会』新声社、1901年。https://dl.ndl.go.jp/pid/781972。
- 『時代思想の権化 : 星亨と社会 : 伝記・星亨 怪傑星亨 : 伝記・星亨』大空社〈伝記叢書 273〉、1997年。https://dl.ndl.go.jp/pid/14148361。
- 『嗚呼売淫國』新声社、1901年。
- 「嗚呼売淫國」『明治文学全集 第84』筑摩書房、1965年。https://dl.ndl.go.jp/pid/1663401。
- 「嗚呼売淫國」『明治文学全集 第84』筑摩書房、1977年。
- 「嗚呼売淫國」『リプリント日本近代文学 157』人間文化研究機構国文学研究資料館、2008年。
- 『裸躰の日本』東都出版社、1902年。https://dl.ndl.go.jp/pid/994756。
- 『人道之戰士 田中正造』鳴皐書院、1902年。https://dl.ndl.go.jp/pid/781668。
- 『英雄主義』新声社、1902年。https://dl.ndl.go.jp/pid/899266。
- 『致富成業策』実業之日本社、1903年。https://dl.ndl.go.jp/pid/803424。
- 『理想の女学生』岡島書店、1903年。https://dl.ndl.go.jp/pid/813526。
- 『新時代の道徳』前川文栄閣、1903年。https://dl.ndl.go.jp/pid/757279。
- 『天才の失恋』弘文社、1904年。https://dl.ndl.go.jp/pid/887375。
- 『鉛刀一割』駸々堂、1904年。https://dl.ndl.go.jp/pid/888970。
- 『文豪ラスキン』嵩山房、1905年。https://dl.ndl.go.jp/pid/871783。
- 『自然美論』(ジョン・ラボック 著、正岡芸陽 訳)金色社、1905年。https://dl.ndl.go.jp/pid/849519。
- 『人道論』嵩山房、1905年。https://dl.ndl.go.jp/pid/752830。
- 『孤島の秘密 : 冒険奇談 正』大学館、1906年。https://dl.ndl.go.jp/pid/896872。
- 『孤島の秘密 : 冒険奇談 続』大学館、1907年。https://dl.ndl.go.jp/pid/896873。
- 『米國見物』昭文堂、1910年。https://dl.ndl.go.jp/pid/767407。
- 『米國野球見物』博文館、1910年。https://dl.ndl.go.jp/pid/860503。
- 『正岡芸陽遺稿』(小倉鏗爾 編)用力社、1921年。https://dl.ndl.go.jp/pid/963589。
脚注
- 1 2 3 4 5 6 “正岡芸陽”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月12日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 “正岡芸陽”. 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版)株式会社DIGITALIO. 2023年2月12日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 “正岡 芸陽”. 20世紀日本人名事典(日外アソシエーツ)株式会社DIGITALIO. 2023年2月12日閲覧。
- 1 2 小倉鏗爾 編「芸陽先生の略歴」『正岡芸陽遺稿』1921年。https://dl.ndl.go.jp/pid/963589/1/8。
- ↑ 『明治文学雑記』学而書院、1935年、115-116頁。https://dl.ndl.go.jp/pid/1236435/1/68。
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