Wikiwand AI

武陟県

From Wikipedia, the free encyclopedia

武陟県(ぶちょく-けん)は、中華人民共和国河南省焦作市に位置する県。県人民政府は木城街道興華路8号に置かれる[1]。

概要 中華人民共和国 河南省 武陟県, 簡体字 ...
中華人民共和国 河南省 武陟県
武陟県を通る省道308号
武陟県を通る省道308号
武陟県を通る省道308号
周の武王がこの地で登高望遠したという伝承
焦作市中の武陟県の位置
焦作市中の武陟県の位置
焦作市中の武陟県の位置
中心座標 北緯35度05分50秒 東経113度24分07秒
簡体字 武陟
繁体字 武陟
拼音 Wǔzhì
カタカナ転写 ウーヂー
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
省 河南
地級市 焦作市
行政級別 県
設置 596年
面積
総面積 805 km²
海抜 80 - 106 m
人口
総人口(2020年) 66.13 万人
経済
GDP(2024年) 363.6億元元
電話番号 0391
郵便番号 454950
ナンバープレート 豫H
行政区画代碼 410823
公式ウェブサイト: http://www.wuzhi.gov.cn/
閉じる

県名は、周の武王が殷の紂王を討つ途上でこの地を通り、高所に登って遠望したという伝承に由来するとされ、「陟」は登る、興る意とされる[1]。武陟県は焦作市の東南部に位置し、黄河を隔てて省都鄭州市と向かい合う[1]。

歴史

武陟の地は周初には懐邑と称された。秦の統一後、県域には懐県が置かれ、河内郡の治所となった。また、秦代には武徳県も置かれた[2]。

隋の開皇16年(596年)、修武県南部を分けて武陟県が設置された。その後いったん修武県に併合されたが、唐の武徳4年(621年)に再び武陟県が置かれた。貞観元年(627年)には懐県が廃止され、武陟県に編入された[2]。

元代には中書省懐慶路、明・清代には河南省懐慶府に属した。中華民国期には河南省の行政区画再編を経て、1948年に中国人民解放軍が県域を接収した。1949年には平原省新郷専区に属し、1952年の平原省廃止後は河南省新郷専区に属した。1986年1月、焦作市の管轄となった[2]。

地理

武陟県は黄河と沁河の沖積平野に位置し、華北平原の一部をなす。地勢はおおむね平坦で、黄河や沁河の氾濫・流路変更によって形成された旧堤、旧河道、砂丘状の地形などがみられる。地表は南西から北東へ向かって緩やかに傾斜し、標高はおよそ80メートルから106メートルの範囲にある[3]。

県内を黄河、沁河、蟒河、大沙河などが流れる。黄河は県境に沿って流れ、武陟県と鄭州市方面を隔てている[3]。

行政区画

武陟県は4街道、7鎮、4郷を管轄する[4]。

  • 街道:木城街道、竜源街道、竜泉街道、木欒街道
  • 鎮:詹店鎮、西陶鎮、謝旗営鎮、大封鎮、喬廟鎮、圪壋店鎮、嘉応観鎮
  • 郷:三陽郷、小董郷、大虹橋郷、北郭郷

嘉応観鎮は、もとは嘉応観郷であったが、2023年に郷を廃止して鎮が設置された[5]。

人口

2020年の第7回全国人口普査による常住人口は661,341人である[6]。

経済

2024年の武陟県の域内総生産は363億6000万元で、前年比5.4パーセント増であった。内訳は第一次産業が39億4000万元、第二次産業が155億9000万元、第三次産業が168億4000万元で、三次産業構成は10.8:42.9:46.3であった[7]。

農業では小麦、トウモロコシ、水稲、落花生などが生産される。また、懐地黄、懐牛膝、懐山薬、懐菊花からなる「四大懐薬」の産地の一つとされる[1]。

交通

県内には鄭焦都市間鉄道が通り、武陟駅が設置されている。また、京広線も県域を通過する。道路交通では、鄭雲高速道路などの高速道路、国道・省道が県内を通る。

県南部は黄河に面し、鄭州市方面と結ぶ黄河大橋が交通上重要な役割を担っている。代表的な橋梁には、焦鄭黄河大橋、桃花峪黄河大橋、鄭焦都市間鉄道黄河大橋などがある。

文化・観光

武陟県には黄河文化に関わる史跡が多い。代表的な文化財として、清の雍正元年(1723年)に創建された嘉応観、唐代創建とされる妙楽寺塔、東石寺仰韶文化遺跡などがある[1]。

嘉応観は黄河治水に関わる祭祀施設として知られ、全国重点文物保護単位に指定されている。妙楽寺塔も全国重点文物保護単位に指定されている。

特産

武陟県の特産には、四大懐薬、武陟大米、武陟油茶などがある[1]。武陟油茶は、小麦粉、落花生、ゴマ、豆類、木の実などを炒め、調味料を加えて作る当地の食品である。

著名人物

  • 山濤 - 西晋の政治家。「竹林の七賢」の一人。
  • 向秀 - 魏晋時代の思想家・文学者。「竹林の七賢」の一人。
  • 何瑭 - 明代の政治家。
  • 毛昶熙 - 清末の政治家。

参考文献

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks