武陟県

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武陟県(ぶちょく-けん)は、中華人民共和国河南省焦作市に位置する。県人民政府は木城街道興華路8号に置かれる[1]

概要 中華人民共和国 河南省 武陟県, 簡体字 ...
中華人民共和国 河南省 武陟県
武陟県を通る省道308号
武陟県を通る省道308号
武陟県を通る省道308号
周の武王がこの地で登高望遠したという伝承
焦作市中の武陟県の位置
焦作市中の武陟県の位置
焦作市中の武陟県の位置
中心座標 北緯35度05分50秒 東経113度24分07秒
簡体字 武陟
繁体字 武陟
拼音 Wǔzhì
カタカナ転写 ウーヂー
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
河南
地級市 焦作市
行政級別
設置 596年
面積
総面積 805 km²
海抜 80 - 106 m
人口
総人口(2020年) 66.13 万人
経済
GDP(2024年) 363.6億元元
電話番号 0391
郵便番号 454950
ナンバープレート 豫H
行政区画代碼 410823
公式ウェブサイト http://www.wuzhi.gov.cn/
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県名は、武王が殷の紂王を討つ途上でこの地を通り、高所に登って遠望したという伝承に由来するとされ、「陟」は登る、興る意とされる[1]。武陟県は焦作市の東南部に位置し、黄河を隔てて省都鄭州市と向かい合う[1]

歴史

武陟の地は周初には懐邑と称された。の統一後、県域には懐県が置かれ、河内郡の治所となった。また、秦代には武徳県も置かれた[2]

の開皇16年(596年)、修武県南部を分けて武陟県が設置された。その後いったん修武県に併合されたが、の武徳4年(621年)に再び武陟県が置かれた。貞観元年(627年)には懐県が廃止され、武陟県に編入された[2]

代には中書省懐慶路、代には河南省懐慶府に属した。中華民国期には河南省の行政区画再編を経て、1948年に中国人民解放軍が県域を接収した。1949年には平原省新郷専区に属し、1952年の平原省廃止後は河南省新郷専区に属した。1986年1月、焦作市の管轄となった[2]

地理

武陟県は黄河沁河の沖積平野に位置し、華北平原の一部をなす。地勢はおおむね平坦で、黄河や沁河の氾濫・流路変更によって形成された旧堤、旧河道、砂丘状の地形などがみられる。地表は南西から北東へ向かって緩やかに傾斜し、標高はおよそ80メートルから106メートルの範囲にある[3]

県内を黄河、沁河、蟒河、大沙河などが流れる。黄河は県境に沿って流れ、武陟県と鄭州市方面を隔てている[3]

行政区画

武陟県は4街道、7鎮、4郷を管轄する[4]

  • 街道:木城街道、竜源街道、竜泉街道、木欒街道
  • 鎮:詹店鎮、西陶鎮、謝旗営鎮、大封鎮、喬廟鎮、圪壋店鎮、嘉応観鎮
  • 郷:三陽郷、小董郷、大虹橋郷、北郭郷

嘉応観鎮は、もとは嘉応観郷であったが、2023年に郷を廃止して鎮が設置された[5]

人口

2020年の第7回全国人口普査による常住人口は661,341人である[6]

経済

2024年の武陟県の域内総生産は363億6000万元で、前年比5.4パーセント増であった。内訳は第一次産業が39億4000万元、第二次産業が155億9000万元、第三次産業が168億4000万元で、三次産業構成は10.8:42.9:46.3であった[7]

農業では小麦、トウモロコシ、水稲、落花生などが生産される。また、懐地黄、懐牛膝、懐山薬、懐菊花からなる「四大懐薬」の産地の一つとされる[1]

交通

県内には鄭焦都市間鉄道が通り、武陟駅が設置されている。また、京広線も県域を通過する。道路交通では、鄭雲高速道路などの高速道路、国道・省道が県内を通る。

県南部は黄河に面し、鄭州市方面と結ぶ黄河大橋が交通上重要な役割を担っている。代表的な橋梁には、焦鄭黄河大橋、桃花峪黄河大橋、鄭焦都市間鉄道黄河大橋などがある。

文化・観光

武陟県には黄河文化に関わる史跡が多い。代表的な文化財として、清の雍正元年(1723年)に創建された嘉応観、唐代創建とされる妙楽寺塔、東石寺仰韶文化遺跡などがある[1]

嘉応観は黄河治水に関わる祭祀施設として知られ、全国重点文物保護単位に指定されている。妙楽寺塔も全国重点文物保護単位に指定されている。

特産

武陟県の特産には、四大懐薬、武陟大米、武陟油茶などがある[1]。武陟油茶は、小麦粉、落花生、ゴマ、豆類、木の実などを炒め、調味料を加えて作る当地の食品である。

著名人物

  • 山濤 - 西晋の政治家。「竹林の七賢」の一人。
  • 向秀 - 魏晋時代の思想家・文学者。「竹林の七賢」の一人。
  • 何瑭 - 明代の政治家。
  • 毛昶熙 - 清末の政治家。

参考文献

外部リンク

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