死の床に横たわりて

From Wikipedia, the free encyclopedia

死の床に横たわりて
初版の表紙。
著者ウィリアム・フォークナー
出版日1930年
前作響きと怒り
次作サンクチュアリ

死の床に横たわりて (As I Lay Dying) は、アメリカの作家ウィリアム・フォークナーによる1930年南部ゴシック小説。著者の5本目の小説作品で、フォークナーは発電所に勤務するかたわら、6週間にわたって午前0時から4時の間のみに執筆し、後から加筆訂正はしなかった[1]

架空のヨクナパトーファ郡が舞台。病に伏し故郷のジェファーソンに埋葬されたいと願うアディ・バンドレンと、彼女の家族についてを描いている。59章からなる。

章ごとにナレーターが代わり、視点となる人物の名前が各章題となる。前作の『響きと怒り』でも使用した意識の流れを用いた。フォークナーは意識の流れとしてのモノローグとインターナル・モノローグとを区別して、登場人物の一人であるダール・バンドレンがモノローグでのみ知性的なナレーションを展開するように、慣例的にはモノローグの際にナレーターの人物像に合致した話体を取るところをそうせずに、人物像と一致しない言葉遣いでナレーションさせる手法も取った。

他作品との関連

日本語訳

注釈

Related Articles

Wikiwand AI