母さんがどんなに僕を嫌いでも
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あらすじ
東京の下町・業平橋近くで生まれ育った「僕」は、5歳の頃から母親からの暴力を受け、9歳で施設に入所させられる。心の支えだったばあちゃんとは、施設から帰ってきてすぐ両親の離婚により離ればなれに。母親は生活が次第に荒れていき、「僕」は苛烈な児童虐待に晒されることとなる。学校でもいじめを受け、「僕」は「自分はブタだ」という自虐イメージに取り憑かれはじめる。母からの肉体的・精神的虐待に耐えかねた僕は、17歳で家出するが、職を得てからもPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされ続ける。そんな「僕」に、ばあちゃんの余命が残り少ないとの知らせが。見舞いに駆けつけた「僕」は、ばあちゃんから奇跡のような言葉をかけられ、自分の運命に立ち向かう決意をする。
登場人物
- 歌川たいじ
- 本作の主人公であり、作者本人。虐待といじめのトラウマを背負うが、友人たちに助けられ、母と向き合う決心をする。
- 母
- 息子であるたいじの心と体に消えない傷を残すが、自身もまた傷を背負っていた。
- 父
- 工場を経営している。家庭を顧みない夫で、たいじの母の浮気の証拠を掴むため、たいじに暴力をふるう。
- 姉
- 荒れていく母に心を閉ざし、「私は無関係」シールドを張り巡らす。
- ばあちゃん
- たいじの父が経営する工場の従業員で、血の繋がりのないたいじを孫のように慈しむ。
- キミツ
- たいじが18歳で知り合う、毒舌家の親友。
- かなちゃん
- たいじが入社した会社の同僚で、のちに親友となる。
- 大将
- かなちゃんの恋人。たいじとも親しくなり、支え続ける。
書誌情報
- 単行本 - 2013年2月28日発売、KADOKAWA、ISBN 9784047285286
- 単行本(新版) - 2018年6月30日発売、KADOKAWA、ISBN 9784041062531
- 手記 - 2015年10月15日発売、PHP研究所、ISBN 9784569785004
小説
2018年10月15日に角川つばさ文庫より発売された。著者は歌川たいじ。イラストはののはらけいが担当した。
- 2018年10月15日発売、KADOKAWA、ISBN 9784046318275
映画
| 母さんがどんなに僕を嫌いでも | |
|---|---|
| 監督 | 御法川修 |
| 脚本 | 大谷洋介 |
| 原作 |
歌川たいじ 「母さんがどんなに僕を嫌いでも」 |
| 製作 |
植村真紀 渡邉直子 |
| 出演者 |
太賀 吉田羊 森崎ウィン 白石隼也 秋月三佳 小山春朋 斉藤陽一郎 おかやまはじめ 木野花 |
| 音楽 | YOSHIZUMI |
| 主題歌 | ゴスペラーズ「Seven Seas Journey」 |
| 撮影 | 板倉陽子 |
| 編集 | 山本彩加 |
| 制作会社 | キュー・テック |
| 製作会社 | 「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会 |
| 配給 | REGENTS |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 104分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
2018年11月16日に公開された。監督は御法川修。主演は太賀、吉田羊。
キャスト
- 歌川タイジ:太賀
- 歌川光子(タイジの母):吉田羊
- キミツ:森崎ウィン
- 大将:白石隼也
- カナ:秋月三佳
- 歌川タイジ(少年時代):小山春朋(子役)
- 歌川貴子(タイジの姉):山下穂乃香(子役)
- 真由(タイジの叔母):宮田早苗
- 天野(タイジの同僚):前原滉
- 課長:本間剛
- 養護施設の係員:植木祥平
- タイジの父親:斉藤陽一郎
- ばあちゃんの弟:おかやまはじめ
- ばあちゃん:木野花
スタッフ
- 原作:歌川たいじ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA刊)
- 監督:御法川修
- 脚本:大谷洋介
- 音楽:YOSHIZUMI
- 主題歌:ゴスペラーズ「Seven Seas Journey」(キューンミュージック)[2]
- 製作:古迫智典、堀内大示、福嶋更一郎、飯田雅裕、久保田光治、片岡尚、本間欧彦、樋口恵一、渡邉直子
- プロデューサー:植村真紀、渡邉直子
- ラインプロデューサー:鈴木嘉弘
- 撮影:板倉陽子
- 照明:緑川雅範
- 録音:越川浩道
- 整音・音響効果:高木創
- 美術:花谷秀文
- 編集:山本彩加
- 制作担当:保中良介
- 助監督:藤江儀全
- 協賛:IMSグループ
- 特別協力:ホテル三日月
- 配給・宣伝:REGENTS
- 制作プロダクション:キュー・テック
- 制作協力:ドラゴンフライエンタテインメント
- 企画:雪間
- 製作:「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会(キュー・テック、KADOKAWA、メ〜テレ、朝日新聞社、ムサシノ広告社、イオンエンターテイメント、北海道文化放送、ケイズクリエイト、雪間)