比類なきジーヴス
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| 比類なきジーヴス The Inimitable Jeeves | ||
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| 著者 | P・G・ウッドハウス | |
| 訳者 | 森村たまき | |
| 発行日 |
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| 発行元 |
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| ジャンル | ユーモア小説 | |
| 国 |
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| 言語 | 英語 | |
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| 次作 | それゆけ、ジーヴス(原書順) | |
| コード | ISBN 978-4-336-04675-8 | |
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『比類なきジーヴス』(ひるいなきジーヴス、原題:The Inimitable Jeeves )は、イギリスのユーモア作家P・G・ウッドハウスによる短編小説集。
1919年に出版された"My Man Jeeves" に続き、ジーヴスシリーズの2作目の短編集である。イギリスでは、ロンドンのハーバート・ジェンキンス社から1923年5月に、アメリカではニューヨークのジョージ・H・ドラン社から同年9月に出版された。
11編の短編を時系列順に構成し直した作品で、長編として扱われることもある。前半の6編と最後の1編は2章に分かれており、全18章から構成されている。
日本では2005年に国書刊行会で『比類なきジーヴス』が、2011年に文藝春秋〈文春文庫 全2巻〉で『ジーヴズの事件簿』が刊行。『比類なきジーヴス』は完訳本であるが、『ジーヴズの事件簿』は主人公バーティーとジーヴズの出会いを描く「ジーヴズの初仕事」やシリーズ第1弾の短編「ガッシー救出作戦」など数編が追加収録されている。2018年、上皇后美智子が自身の誕生日に合わせて発表した文書において、「読み出すとつい夢中になるため、これまで出来るだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます。ジーヴスも2、3冊待機しています」と言及したため[1]、国書刊行会に注文や問い合わせが殺到するなど話題となった[2]。
文藝春秋版収録作品
- 略称:SM - 『ストランド・マガジン』、CP - 『コスモポリタン』、SEP - 『サタデー・イヴニング・ポスト』
※ 訳者が異なるため、各章のタイトルも上記と異なっている。下記には追加収録作品のみ列記する。尚、文藝春秋版は「ジーヴズ」という表記である。
- ジーヴズの初仕事(『それゆけ、ジーヴス』収録)
- バーティー君の変心(『それゆけ、ジーヴス』収録)
- ジーヴズと白鳥の湖(『でかした、ジーヴス!』収録)
- ジーヴズと降誕祭気分(『でかした、ジーヴス!』収録)
- ガッシー救出作戦(特別収録)
登場人物
- バーティー・ウースター
- 暇を持て余す伯爵位継承予定者。ジーヴスは彼にとって一種の先導者であり、哲学者であり、友人である。思慮は浅いが、親族や友人のためにためらいなく一肌脱ぐなど、情誼に厚い気持ちのよい人物。
- ジーヴス
- バーティーに仕える従者。あらゆることに精通しており、主人のバーティーのみならず、その親族や友人たちをその頭脳で助けてきた。保守的で、バーティーが買ってくる前衛的なファッションには大抵強硬な態度で反対する。ロージー・M・バンクスのファン。
- ビンゴ・リトル(リチャード・リトル)
- 小中高大学まで一緒に通った、バーティーの幼なじみ。何かにつけてバーティーに「お前は俺の友達だろう?」と頼み事をする。伯父からの潤沢な小遣いで陽気に暮らしている。春になると誰かしらに恋をするうえ、猛烈に惚れっぽい。
- モティマー・リトル(ビトルシャム卿)
- ビンゴの伯父。「脚すっきりしなやかリトルの湿布薬」で蓄財し、先頃引退したばかり。作中ではビンゴ・リトルと区別するために「老リトル」と表記されるが、後に結婚し、国王から貴族に列せられ、ビトルシャム卿となる。
- アガサ・グレッグソン
- バーティーの伯母。バーティーが子どもの頃から彼を低能呼ばわりし、人生を空費していると指摘し続けている。バーティーが最も恐れる人物。身長179cm。
- ロージー・M・バンクス
- 巷で話題のロマンス小説の作者。ビンゴが伯父についた嘘のせいで、ビトルシャム卿はバーティーをバンクスだと思い込んでいた。