毛沢東 日本軍と共謀した男
From Wikipedia, the free encyclopedia
毛沢東 日本軍と共謀した男(もうたくとう にほんぐんときょうぼうしたおとこ)は、遠藤誉の著書。
日中戦争期である1937年から1941年においての毛沢東による強かな戦略が述べられている[2]。
中国の研究の第一人者が徹底した資料で物語る中国共産党の不都合な真実が述べられている。この書籍によると、毛沢東は日本軍に感謝していたとのこと。日中戦争の時期には毛沢東は、蒋介石や国民党の情報を日本に売り巨額の報酬を得ていたとのこと。毛沢東の基本戦略は、日本との戦いは蒋介石の国民党に任せて、温存した力をその後の国民党を倒すことに用いて、自らが皇帝になることであったとのこと。毛沢東は生涯で1度も南京大虐殺には言及しなかったとのこと。南京大虐殺が起きたとされている1937年12月13日は、中国共産党は延安に逃げ込んで日本との戦いを避けており、国民党支配下の南京は中国共産党にとっては関係の無いことであったとのこと[3]。
この書籍では、日本軍が中国共産党を救ったということが明らかにされている。中国共産党は、日本軍と国民党を戦わせて両者を消耗させ、中国を支配することができるようになったということであり、敵同士を戦わせて漁夫の利を得たということである。国共合作が行なわれていたのだが、このことから国民党から資金を引き出していたものの、自らは戦う姿勢だけを見せて力を蓄えていたとのこと[4]。
この書籍が発売された頃の中国では、水面下で中国共産党の歴史の闇を明らかにしようという動きが出ていたとのこと。この頃にこの書籍を中国共産党老幹部に告げたところ、このようなものは誰かが書かなければならなかったと絶賛した。このようなものは中国人も書き始めているのだが、これはこれまでに無かった日本側からの決定的な証拠になるとされたとのこと[5]。
2016年6月にはこの書籍の中国語版がアメリカで出版される。著者は2015年末にBBC中国語の取材を受けて放送されれば、それから1時間もしないで世界各地の中国語の出版社から翻訳して出版することのオファーが殺到していた。最も早くニューヨークの明鏡出版という出版社からオファーを受けていたことから、ここから出版することにして中国語への翻訳を開始していた。中国語版では新潮新書のような制限が無かったために、中国語版には省略していたことを大量に書き込み、新たに発見していた内部資料も盛り込んでいた。この内部資料というのは、1940年頃の上海での印鑑が捺印されている極秘資料である[6]。
脚注
- ↑ 遠藤, 誉『毛沢東 : 日本軍と共謀した男』新潮社、2015年。https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB19972665。
- ↑ “中国共産党の大躍進に日本軍は手を貸したのか”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2016年1月31日). 2026年1月11日閲覧。
- ↑ “『毛沢東―日本軍と共謀した男―』 遠藤誉 | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2026年1月11日閲覧。
- ↑ “「毛沢東 日本軍と共謀した男」遠藤 誉:本ナビ”. 【本ナビ】本のソムリエの一日一冊書評 (2017年6月21日). 2026年1月11日閲覧。
- ↑ “中共老幹部が認めた「毛沢東の真相」――日本軍との共謀”. Newsweek日本版 (2015年11月24日). 2026年1月11日閲覧。
- ↑ “日本軍と共謀した毛沢東を、中国人はどう受け止めたか?”. Newsweek日本版 (2016年6月23日). 2026年1月11日閲覧。