氷砂糖

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氷砂糖(クリスタル氷糖)
ブラウンシュガーの氷砂糖

氷砂糖(こおりざとう)は、砂糖の一種で、精製糖の溶液から再結晶させたもの[1]。加工糖の一種である[2]。外見がとよく似ているため、この名がある。

結晶は不定形のもの(rock sugar)とショ糖の結晶形となっているもの(crystal candy)がある[2]。それぞれ不揃いのものはロック氷糖、結晶形のものはクリスタル氷糖と呼ばれる[3][4]。ただし、rock sugarを単に氷糖、crystal candyをクリスタル氷糖としている文献もある[2]

ロック氷糖(ロックタイプ[5]、室氷糖[6]
グラニュー糖を溶かした飽和状態の糖液と結晶となる氷砂糖を結晶皿に入れ、保温性のある結晶室に約2週間静置し、結晶を分離して乾燥させる[6]
クリスタル氷糖(クリスタルタイプ[5]
回転式結晶化装置の内部に設けられた飽和濃度に近い糖液の入ったタンクに、種糖を入れた網目状の回転ドラムを浸し、温度を一定に保ちながら回転ドラムを回転させて結晶を成長させる[6]。3 - 5日後に残った糖液(氷糖蜜)から取り出す[6]。ロックタイプに比べて大量生産が可能である[5]

用途

無色透明でスッキリした甘味のため、果物の香りを損ねないことから、梅酒リキュールなどの果実酒や、果実シロップ作りに用いられる[5]

このほか、そのままで備災食(非常食)やキャンディーとして利用されることもある[5]

理科実験等

  • シュリーレン現象の理科実験の材料に利用される[7]
  • 物質が破壊や摩擦により発光する現象(機械発光、摩擦発光)を確認できる[8](暗闇中で氷砂糖をペンチなどでつぶすと瞬間的に発光する)。

脚注

参考文献

外部リンク

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