汲みたて

From Wikipedia, the free encyclopedia

汲みたて』(くみたて)は、古典落語の演目。原話は、滝亭鯉丈文政3年(1820年)に出版した『花暦八笑人』に掲載されている[1][2][注釈 1]。演者の6代目三遊亭圓生によると、この『花暦八笑人』掲載の話は現行話の落ちの部分にあたり、それに前半部を追加してできたものとする[2]

江戸落語では珍しく、夕涼みのシーンで「ハメモノ」(BGM)が入る[3]

※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]

長屋の若い衆が、小唄の女性の師匠をめぐって争っている。そのさなかに師匠は建具屋の半次という男と親しくなったという話が舞い込む。二人が大川で船に乗っての夕涼みに出たと知ったほかの男たちは、自分たちも船を出して近くに寄せ、騒いで二人の逢瀬を邪魔しようとする。船が接近すると半次も男たちの船の方に向いて怒鳴り、両者は口喧嘩となった。「師匠とどこに行こうと俺の勝手だ。お前たちの指図は受けねえ、くそでもくらえ」と半次が叫ぶと男たちも「おう、上等だ、くらってやるから持ってこい」と答える。そこへ肥船が1艘近づき、「汲みたてだが、一杯あがるけえ」。

題材について

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI