汲みたて
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※以下、東大落語会編『落語事典 増補』掲載の内容に準拠する[1]。
長屋の若い衆が、小唄の女性の師匠をめぐって争っている。そのさなかに師匠は建具屋の半次という男と親しくなったという話が舞い込む。二人が大川で船に乗っての夕涼みに出たと知ったほかの男たちは、自分たちも船を出して近くに寄せ、騒いで二人の逢瀬を邪魔しようとする。船が接近すると半次も男たちの船の方に向いて怒鳴り、両者は口喧嘩となった。「師匠とどこに行こうと俺の勝手だ。お前たちの指図は受けねえ、くそでもくらえ」と半次が叫ぶと男たちも「おう、上等だ、くらってやるから持ってこい」と答える。そこへ肥船が1艘近づき、「汲みたてだが、一杯あがるけえ」。