伊達治家記録
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概要
伊達家の正史編纂事業は4代藩主伊達綱村の時代から始められ、まず1686年(貞享3年)に田辺希賢に命じて藩祖伊達政宗の年譜である「貞山公年譜」が編纂され、次いで神代からの伊達家の出自を明らかにする目的で「伊達出自世次考」9巻及び始祖朝宗から晴宗までの正統を記す「伊達正統世次考」10巻が編纂された。
これを承けて田辺希賢・遊佐木斎を責任者として1702年(元禄15年)から仙台藩成立前史に当たる輝宗以降の治家記録の編纂が行われた。
8代から12代にかけては相次ぐ藩主の早世により短期間の藩政となったこと、また連年の飢饉により経済的余裕が失われたこともあって江戸時代には「忠山公治家記録」を最後に編纂が行われなくなり、編纂の完成は1876年(明治9年)を待たねばならなかった。