海東高僧伝 From Wikipedia, the free encyclopedia 著者 覚訓原題 海東高僧傳国 高麗言語 漢文海東高僧伝著者 覚訓原題 海東高僧傳国 高麗言語 漢文分野 高僧伝出版日 高宗2年(1215年)巻数 5巻以上, 現存2巻 (書籍一覧)『海東高僧伝』(かいとうこうそうでん、해동고승전)とは、高麗で編纂された高僧伝。高宗2年(1215年)に覚訓が撰述した[1]。長らく失われていたが、19世紀末に一部が再発見された[2]。 本書は現存するほぼ唯一の朝鮮の高僧伝であり[3]、三国時代の僧侶の伝記を収めている[4][5]。現存するのは最初の2巻のみであり[5]、これは「流通」にあてられている。また朝鮮では訳経がなかったため、「訳経」はない[6]。他に、了円『法華霊験伝』の「顕比丘尼身」という説話に「出海東高僧伝第五」とあるため、少なくとも5巻以上であることが解る[7]。 写本 朝鮮光文会本 李晦光が星州の寺で発見した写本。1910年、朝鮮光文会に寄贈されたが、現在は所在不明[2]。1927年、崔南善が『仏教』37号に翻刻を掲載した[8]。 浅見倫太郎本 1914年4月25日、浅見倫太郎が京城の古書店で購入し、1917年に「渡辺彰所蔵古抄本」と対校した写本。この渡辺彰所蔵古抄本が何かは不明。現在はカリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館所蔵[9]。浅見がこれを書写して、黒板勝美に贈り、それが『大日本仏教全書』(1917年)に収録された[10]。 内容 巻1 流通1 順道・亡名[11]・義淵・曇始・摩羅難陀・阿道(黒胡子・元表)・玄彰[12]・法空(=法興王)・法雲(=真興王) 巻2 流通2 覚徳(明観)・智明(曇育)・円光(円安)・安含(胡僧2人・漢僧3人・曇和・安広)・阿離耶跋摩・慧業・慧輪・玄恪(玄照・亡名2人)・玄遊(僧哲)・玄大梵 脚注 ↑ 『海東高僧伝』序論:"佛入滅至今乙亥。二千一百六十四年。" 1 2 小峯・金編訳, 解説, p. 361 ↑ 小峯・金編訳, 解説, p. 375 ↑ 鎌田茂雄, 「改訂新版 世界大百科事典」, 平凡社 1 2 小峯・金編訳, 解説, p. 357 ↑ 『海東高僧伝』序論。小峯・金編訳, 解説, p. 366 ↑ 小峯・金編訳, 解説, pp. 366-367 ↑ 小峯・金編訳, 解説, p. 364 ↑ 小峯・金編訳, 解説, pp. 361-362 ↑ 小峯・金編訳, 解説, pp. 363-364 ↑ 名前不明の意 ↑ 本文無し 参考文献 『海東高僧伝』 小峯和明・金英順編訳、平凡社〈東洋文庫〉、2016 関連文献 『現代語訳一切経1 大唐西域求法高僧伝・海東高僧伝』 章輝玉訳、大東出版社、1993。抜粋現代語訳 関連項目 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。 海東高僧傳 朝鮮の仏教 異次頓 Related Articles