海花島
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
中国の不動産開発大手恒大集団により2010年からプロジェクトが進められていた。計画は、投資総額は1600億元(当時のレートで約2兆4000億円)。3つの小島から構成され、上空から見ると海南省の花ブーゲンビリアが咲くようなデザインとなっていた。ドバイのパーム・アイランドから着想を得たとし、規模とゴージャスさから「中国版のドバイ」と呼ばれていた。島の随所にコンベンションセンター、ショッピングセンター、高級ホテルや美術館などが配置される計画であった[2]。
120億ドル(約1兆8000億円)を投資したこの人工島だったが開発費用がさらに膨張し、さらには恒大集団が2021年に3000億ドル(約46兆円)を超える負債を抱え、事実上経営が破綻したこともあり、海花島開発計画は頓挫している[1]。現在、海花島の大部分は儋州市政府の管理下となっている。2021年12月に環境保護問題[3]を理由に市政府から取り壊しを命じられた[4]39棟の住宅用高層建築[5][6]も含め、放棄されたままとなっている[7]。この計画を主導した恒大集団の元会長許家印は収監されており、計画を認可した元儋州市長兼共産党委員会書記の張琦は終身刑、元海南省人民政府省長兼党委書記である羅保銘は収賄の罪で2025年12月に懲役15年の判決を受けている[1]。
2026年現在、一部の高層マンション群は完成、入居が行われたものの、テーマパークなど観光客を集客する施設群は建設途上のまま放置されている[8]。