炭素12
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1959年以前、国際純粋・応用物理学連合と国際純正・応用化学連合は、モルを定義するのに酸素原子を用いていた。化学界はモルを酸素原子が16g分集まる個数と定義していたが、物理学界は少し異なり、酸素16同位体のみを用いていた。両機関は1959/60年に合意し、モルの定義を次のように定めていた。
モルは、0.012kg分の炭素12と同じ数の基本粒子を含む物質の量であり、"mol"と定める。
1961年に正式に、炭素12は全ての原子核の質量の標準になるものとして酸素と置き換わった。[1]。
この定義は、1967年に国際度量衡委員会でも採用され、1971年には第14回国際度量衡総会でも採択された。1980年に国際度量衡委員会は上記の定義を明確化し、炭素12原子は結合がなく基底状態であると定義した。
しかし、モルの定義は2019年5月20日に変更されて、アボガドロ定数(正確に6.02214076×1023)から直接に定義されたので、1 molの炭素12の質量は、もはや12グラムではなくなり、11.999 999 9958(36) グラムとなった[2]。