熊谷千津

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著名な実績 日本におけるアロマテラピー研究・普及
熊谷 千津
職業 薬剤師農学博士アロマセラピスト
著名な実績 日本におけるアロマテラピー研究・普及
公式サイト 日本アロマ環境協会
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熊谷 千津(くまがい ちづ、Chizu Kumagai)は、日本の薬剤師農学博士アロマセラピスト公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)理事長およびアロマサイエンス研究所所長を務める[1]

薬学部卒業後、製薬会社にて医療用医薬品の臨床研究に従事したのち、1994年に渡英しアロマテラピーを学ぶ。帰国後はホスピスにおける緩和ケアの現場でアロマセラピーを実践しつつ研究を進め、日本におけるアロマテラピーの普及と科学的根拠(エビデンス)に基づく研究の発展に寄与した。現在は公益社団法人日本アロマ環境協会の理事長として、約5万人の会員を統括している。

略歴

薬剤師資格取得後、大手製薬会社にて医療用医薬品の臨床研究に5年間従事した。1994年、イギリスに語学留学し、ホームステイ先でアロマテラピーに出会う[2]。アロマテラピー研究の第一人者である、ロバート・ティスランドが設立したアロマテラピーの専門学校「Tisserand Institute」に入学、Holistic Aromatherapy Diplomaを取得した。帰国後は医療現場でのアロマセラピー実践に従事し、川崎市立井田病院緩和ケア病棟(ホスピス)にてアロマセラピストとして18年間活動した[2]。この間、医師・薬剤師との共同研究や、アロマテラピーの効果検証および学会発表を継続的に行った。

研究活動

高知大学農学部・沢村正義名誉教授との共同研究により、ユズ精油のアロマテラピー効果を検証するなど、研究を進めた。フィトテラピーにおける植物精油の生体に及ぼす作用および安全使用に関する研究により、2009年3月に愛媛大学大学院連合農学研究科にて、博士(農学)を取得している[3]

主な研究分野は以下の通り。

  • アロマテラピーの医療・緩和ケアへの応用
  • 精油の生理学的・心理学的効果の科学的検証
  • 日本産植物由来精油(特にユズ)の機能性研究
  • 嗅覚刺激と自律神経ホルモン免疫系への影響

日本アロマ環境協会(AEAJ)での活動

日本アロマ環境協会の前身である、日本アロマテラピー協会設立期からシンポジウムでの登壇など活動に参加。結婚・出産により一時期活動を離れるも、2012年に協会理事として復帰。2014年に常任理事に就任し、2018年6月には第5期理事長に就任した[1]。2023年には東京・原宿に、五感でアロマを体験できる拠点施設として「AEAJグリーンテラス」建設を主導(建築家・隈研吾による設計)[4]。同施設は2024年1月に東京都「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」最優秀賞を受賞している[5][6]

現職

  • 公益社団法人日本アロマ環境協会 理事長(2018年 - )
  • アロマサイエンス研究所 所長

著作

監修・共著

  • 『オリジナルレシピが楽しめるアロマテラピー』(監修、雄鶏社、1997年)
  • 『エッセンシャルオイル120%活用術』(監修、雄鶏社、1998年)
  • 『キャンドルの本』(共著:村山百合子、原裕子、文化出版局、1999年)
  • 『元気が出るスープ』(共著:大石千景、文化出版局、2005年)

翻訳書

  • ジェーン・グレイワン著『香りと星座の物語 12ヵ月のアロマテラピー』(フレグランスジャーナル社、1997年)
  • マギー・ティスランド著『アロマテラピーポジティブライフ ストレス克服のレシピ』(フレグランスジャーナル社、1997年)
  • ジュリア・ローレス著『精油の科学と使用法シリーズ ローズマリー油』(フレグランスジャーナル社、1998年)
  • エスター・ジョイ・ボウルズ著『アロマテラピーを学ぶためのやさしい精油化学』(フレグランスジャーナル社、2002年)
  • デイビット・ウィンストン、スティーブン・メイム著『アダプトゲン:ストレス「適応力」を高めるハーブと生薬』(フレグランスジャーナル社、2011年)

論文

  • 「アロマセラピーとの出会い」『aromatopia』1995, No.4, vol.4, p3
  • 「ムピロシン治療後の鼻腔MRSAに対するティートリー除菌効果の検討」『Aroma Research』37:54-57, 2009
  • 「ユズ精油の匂い刺激による自律神経制御を介したエネルギー代謝への影響」『Aroma Research』10:156-161, 2009
  • 「アロマテラピー」『皮膚と美容』vol.43, No.4, 2011, p23-27

メディア出演

脚注

外部リンク

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