現代詩

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現代詩(げんだいし)は、近代詩形式主義化、耽美化などへの反省により、20世紀初頭に生まれたをさす。

現象学実存主義に影響を受けた哲学的な内容、性や暴力など近代詩が扱わなかったタブーへの切り込み、日常とかけ離れた特異な言葉遣いによる異化作用、などが特徴的である。

欧米ではウィリアム・バトラー・イェイツT・S・エリオットらによって創始され、日本では第二次世界大戦以後、盛んになった。その先駆としては、川路柳虹の「塵溜」が例示されることが多い。

詩誌『荒地』を中心に集まった鮎川信夫田村隆一のほかに、谷川俊太郎吉岡実大岡信吉増剛造などが有名である。

各詩人によって、作風が大きく異なり、共通するものが少ない「分散性」が現代詩の一つの特徴だが、あえて共通要素をとりだすとしたら、私的性が強いことが挙げられる。

近代詩が社会的、共同体的な要素が強かったのに対し、戦争という大量殺戮をへた現代詩では自分にとって社会とは何か、思想とは何かという反省が表面に出、それは俳諧短歌の写生論と結合して、日常の中に哲学的深みを見出し、それを徹底して自分というプライベートな観点から咀嚼する、という作業が行われる。

歴史

脚注

関連項目

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